日本語がブログでの使用言語で世界一のシェア 122
ストーリー by yoosee
ウェブ日記文化は古くからあるしね 部門より
ウェブ日記文化は古くからあるしね 部門より
AC曰く、"Sifry’s Alertsの5月1日付けの記事 State of the Blogosphere, April 2006 Part2: On Language and Taggingによると、ブログで使用される言語で日本語が世界一のシェアであるとのこと。ただし引用記事でも指摘されているように、例えば日本語のブログは、携帯電話からの投稿があるため短い記事が多数投稿される傾向にあり、その結果見かけ上ブログ投稿数が多くなる等、必ずしもブログの現状を精確に反映しているわけではない。このようなデータ上の不備を差し引いたとしても、ブログ界だけでなくインターネットのの興味深い一面がうかがわれる。"
データは technorati がトラックしている約3,730万(1日の増加量120万)のエントリによるもので、最新のデータでは日本語37%, 英語31%, 中国語19% となっているが、現時点ではトラックが十分では無いサービスの言語(韓国語やフランス語など)も幾つかあるとしている。他にも色々と興味深いデータがあるようだ。
とりあえず、要約だけでも訳してみた (スコア:3, 参考になる)
MIYAZAKI Yasushi
Re:とりあえず、要約だけでも訳してみた (スコア:1)
4つめと7つめの項目は、次のようになるかと思います。
seesaaを弾いている件 (スコア:1)
MIYAZAKI Yasushi
Re:seesaaを弾いている件 (スコア:1)
いろんなブログでいろんな動きが。ヤプログのアレとか、ココログのコレとか、シーサーのソレとか。 [ma-mate.com]
の件を指しているのだと思います。(私には真偽はわかりません)
seesaaは外していないようです (スコア:2, 参考になる)
naoyaグループ - naoyaの日記 - Technorati の中の人から [hatena.ne.jp]
俺の日常を見てくれ (スコア:2, 興味深い)
日本人て、日記が好きなんですかね。
#Insanely great!
#をかのゆ
Re:俺の日常を見てくれ (スコア:4, 参考になる)
日本人の記録好きってのは江戸の昔から連綿と続いているのだそうだ。
というかほかの国じゃ紙が高かったせいもあるのかもしれないけど、上は武家から下は町民まで毎日の様に記録をつづった紙切れが大量に残ってるのは非常に珍しいらしい。
しかも書いてあることは今時のブログとあんまり変わらなくて、本日の晩ご飯について事細かな記述があったりとかするそうな。
まぁ、だからといって生活習俗の細かい事までわかるかどうかは知らないけれども、田舎の蔵をつぶしたりするときは是非ともご連絡がほしいとかそういう人もたくさんいるらしい。
#伝聞丁なのはずいぶん前に読んだ池波正太郎の対談記事と
#大学の城好きな教授の自慢話が混ざって記憶してるからなのでAC
Re:俺の日常を見てくれ (スコア:1, おもしろおかしい)
強制されないと日記なんて書かない日本人も多いけど、小さい頃に
そういう習慣ができていると、ふと思い立って日記をつけようと思う
人の割合が増えてもおかしくない。
ただ、他コメントにあるような、平安時代とかの日記文学とかの存在が、
現在の日本人の考え方にどれだけ影響を及ぼしてるかは、ちょっと
分からないと思う。時代がだいぶ離れてるし、それに、当時のほんの
一握りの人たちだけの文化だったのだし。
江戸時代の庶民の考え方とかだと、親から子へと伝わって現在でも
残っていても不思議はなさそう。ただし、武家から町民までって
言うけど、江戸時代に日本人のほとんどは農民で、自発的な記録や
日記なんてものとは縁がなかったと思う。だから、日本人のごく一部に
すぎなかった武士や町民の考え方が、いま日本人全体の考え方の
ルーツになっているのだとしたら、単に親から子へと伝わっていった
以外の何かがないといけないと思う。
Re:俺の日常を見てくれ (スコア:1, すばらしい洞察)
ちなみに農民も日記の様な記録をたくさん残してるよ。
#水飲みホゲホゲじゃ無理だけど、江戸の中期からは物資が豊かになったからなぁ。
#じゃなきゃ明治維新なんか無理だよ。
Re:俺の日常を見てくれ (スコア:1)
日本が開国してからじゃないかな。トイレに紙がついたのは。
Re:俺の日常を見てくれ (スコア:3, 興味深い)
...それで当時(7-8年くらい前?)、こんなに日記付けるのは日本人だけなんだろうかと疑問に思って、米Yahooから個人系のジャンルのページを何十件か見て回ったことがあります。結果は0。写真を並べてるアルバム的なものが多かったですが、日記らしいモノは皆無でした。
ブログって言葉が出てきたとき、なんで今さら日記?って思ったわけですが、あぁ(少なくとも米国あたりには)そういう文化がなかったからなんだろうと納得しましたが。
読まれている率も問題と思う (スコア:2, 興味深い)
現状では特定のブログに人気が集まっているので、その他大勢がいくら多くても、
参考の数値にしかならない。
CD売り上げのように、ミリオンのみカウントするとかでも統計採ったら面白いと
思う。
Re:読まれている率も問題と思う (スコア:2, すばらしい洞察)
双方向コミュニケーションの言語使用率を測ってるわけではないし。
単なるブームかと (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:単なるブームかと (スコア:2, おもしろおかしい)
でもまあ、「朝日新聞とNHKに取り上げられたら流行は終わり」なので、NHK講座趣味悠々あたりに取り上げられるまではブームなのかも。
Re:単なるブームかと (スコア:1)
週記とか月記とか年記になってる人も多いでしょう。
Re:単なるブームかと (スコア:1, おもしろおかしい)
でも載せること何もなーい
とりあえず、日記と掲示板あればいいよねー
当然のことかもしれない (スコア:2, 興味深い)
日記文学として記録に残っている平安朝よりはるか昔から事細かに日々の記録、感想などを書き付けてきた
それがブログというツールにマッチしただけのこと
欧米のブログはジャーナリズムであり、日本の日記とは異なるのだと力んでる人も多いけど実際に読んでる?
たいていは日本と同じだよ
身辺雑記みたいなものの多いこと多いこと(それが面白いんだけど)
著名ネットジャーナリストのブログだけ読んで全部見たような事言わないほうがいい
所詮単なるジャーナル(記録)ですから
Re:当然のことかもしれない (スコア:2, 参考になる)
「日本人は自分のことを洗いざらい書き立てる強い衝動を持っている。彼らは驚くほどあけすけである。」
と記していますね。他の東洋人と比較してですが。
日本語が世界一のシェアなんて・・・ (スコア:2, おもしろおかしい)
日本語読み書きが必要に迫られるほど、需要があるってことで^^;(うそ臭いが、秋葉を見ているとそうもいえん)
Minder
日本での文字コード別の統計も気になります (スコア:2, 興味深い)
UTF-8がやっぱり多いんですかね?
# technoratiをクリックしたら例のトップCDが表示されてvipperの工作かと思ったのは内緒だ。
Is everyone here write blog? (スコア:1)
Re:Is everyone here write blog? (スコア:3, すばらしい洞察)
紙の値段が安かった。
活版印刷術以前から版画を使った書籍の大量印刷法があった。
1650年代以降、文学や芝居が流行した。
日本における古典文学は、貴族の随筆や物語、短歌が主である。
1860年以降、学校教育で日記をつけることが推奨された。
このような理由で、日本では日記を書くことが一般的である。
日本ではMovableType登場以前から、WebBBSスクリプトを
改変した日記システムが多数存在し、独自の進化を遂げてきた。
ゆえにBlog的文化が欧米よりも早くから存在する。
欧米ではIRCで行われてきたChatも、日本ではWebBBSの
インターフェースとして実装された。
だから、blogシステムは日本人にとって斬新ではない。
昔からあった個人サイトのWebBBS文化の延長である。
Re:Is everyone here write blog? (スコア:1)
Re:Is everyone here write blog? (スコア:1)
Re:Is everyone here write blog? (スコア:0)
さらしな日記
かげろう日記
等々
他にも徒然草なんてのもblogみたいなものかな。
ま、歴史のない国々の人々には想像もできないくらい昔からblog文化みたいなものはあるということだな。
自分の尺度だけで世界を理解しようとしないことを強くお勧めしよう。
識字率とIT普及具合なのですかね (スコア:1)
日常のどうでもいいことをつぶやく層にまで幅広くITが浸透しているという事ですかね。
それにしても、英語圏の人口と比べると意外な気はしますが。
記録好きの気質なんてのが本当に日本人に強いのかは疑問ですね。
Re:識字率とIT普及具合なのですかね (スコア:3, 興味深い)
海外、特に米国なんかだと毎週のように家族や近所とかでバーベキューパーティーなんかするじゃない?
ほかにも家族そろってアウトドアでエンジョイとかが多いっぽい感じで。
対して日本、特にIT浸透率の高そうな都心部になると、もう遊ぶ場所すらない。
日本の場合、基本的に行楽シーズンや盆・正月以外に家族で行動とかあまりない。
つまり、仕事・学校以外の場所では引き篭もりと似たようなもんだから、
ストレス発散や意思疎通の手軽な手段が通信を利用するって事だったんだと思います。
家族(特に母親や姉妹等女性が多いと思うが)の長電話もそうだし、
ポケベルから始まって携帯電話の普及、blogのブームとか見てると、
「うさぎって寂しいと死んじゃうんだよ?だからかまってね?」
って言うのをさらけ出しちゃってるのが現在なんじゃないかなーとか思ったりして。
長電話でハッと気づいたが、どれもこれも結局はおばちゃん達の井戸端会議の延長なんでは・・・?
Re:識字率とIT普及具合なのですかね (スコア:1)
上司になったりして……
気になる (スコア:1)
それにしても、海外のブログって「海外から日本がどう思われているか」とか「その国の大衆文化」とかがわかりますから結構重宝しますね。
日本では会社のHPで社員のブログがあるってのはあまり聞いたことないけど、韓国とか米国あたりでは当たり前のように多いっていうのも日本と海外のブログの使い方の違いなのか・・・。
// 未来予想、10年後・・・ 「君たち、宿題(日記)はブログに書いてくるよーに。」 //
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Re:気になる (スコア:1)
うちの大学だとたまにあります,それ。
初回の課題がblogシステムを立てることで,2回目以降の宿題の提出はtrackbackとか。
Re:気になる (スコア:1)
ウチ(といか母校)ではもうやってますよ。 [senshu-u.ac.jp]
Your 金銭的 potential. Our passion - Micro$oft
Tsukitomo(月友)
つーか (スコア:0)
Re:つーか (スコア:1, 興味深い)
Re:つーか (スコア:2, 参考になる)
それは、どういうレベルでのジャーナリズムで言ってるの?
たとえば、公共の利益になるような情報で無いとダメ?
もっと幼稚に、社会を批判して悪を告発する?
日常の記録はジャーナリズムではない?
では、あんたの定義するジャーナリズムに満ちたblogなんてどれだけあるのか。
今回の調査だって、blogをシステムの名詞として利用者をカウントしていて、
どういった姿勢で使っているか動詞の実態はみれないわけで。
>どうしてそういう誤解をする人がいるんだろう
誤解というのは正しくないと思うのだか、理解と言い換えた上で言えば、
そもそも日本ではblogという言葉が耳なじむ前に、すでに同種のツールを使って、
ローカルで1ページごとゴリゴリ手打ちなり、ツールで書かなくても良い、
リンク・引用されると自分のページに反映されるというblog的機能を持った
「日記」と名乗るツールがあったし、ツール自身がなんと名乗ろうが、
流行語がなんと定義していようがスタンスは日記そのもの。
ちょうど、はてなの近藤社長が似たような事を言ってる [itmedia.co.jp]けどな。
リンク先の記事の引用表示スタイルは、あめぞうとかオタ系ニュースサイトが、
やっていたがシステム的にどう実装しているか曖昧でサービスとして語るには不適当だな。
tDiaryを改造して使っていた所はあるが。
まあ、どこかのニュースキャスターのネットは便所の落書きという言葉に
代表されるように、例えばあなたのいうジャーナリズム宣言でblogをしてても
そういう当人でさえ既存メディア以上の価値が無い、ジャーナリズムになりえない、
という自覚を持っているのではないだろうか。
Re:つーか (スコア:1, 参考になる)
>ブログはジャーナリズムツールなんだけど。
>どうしてそういう誤解をする人がいるんだろう...。
辞書ひいたほうがいいよ。
jour・nal [d###(r)nl]
#n.
1a 日録, 日誌, 日記 (diary); 【簿】 仕訳(しわけ)帳; 【簿】 取引日記帳 (daybook); 【海】 航海日誌 (logbook) (=ship's ~).
(以下略)
[リーダーズ英和辞典]
Re:つーか (スコア:1)
blog=Web+log
ここで
log
━ n. 丸太, 丸木 (in the 〜 丸木のまま); 【海事】測程器; 航海[航空]日誌; 【コンピュータ】ログ.
━ vt. (-gg-) (木を)切り出す; 航海日誌に記入する; (ある距離を)航行[飛行]する.
━ vi. 立ち木を伐採する.
三省堂「EXCEED 英和辞典」
Re:つーか (スコア:1)
なので、やっぱり日記です。
Re:つーか (スコア:1)
まぁ、確かに日本でジャーナリズムとかって声高に言い立てる自称ジャーナリストのレベルは個人の日記レベルの主張って皮肉なら納得ですが。
Re:つーか (スコア:0)
Re:つーか (スコア:2, すばらしい洞察)
英語のjournalismと日本語のジャーナリズムは同じ意味ではない。英語のcardが、日本語のカードと同じ意味ではないように。
日記は身近な出来事を綴った物、それを公開することは、ジャーナリズムではないが、journalismではあると思う。
ただし、日記や日誌はjournalの一種だが、journalismは単にjournalを付ける行為ではないし、blogもそのためだけの道具ではない。
>アメリカで有名になった使われ方がそうだっただけで、日本ではそういう経緯はあまり伝わってないからでは。
伝わらなかったおかげで正しい使い方をされているのではないのかな。「ジャーナリズム」のための道具なんて思われなくてね。
量と質 (スコア:0)
Re:量と質 (スコア:0)
内容別分類という統計が別途必要かと思われます。
単にWeb日記として便利だから使われてるだけだと
ジャーナリズムという視点は無いでしょうから。
文章の長さ (スコア:0)
Re:文章の長さ (スコア:1, 興味深い)
それにTips的なことがらは意外と短いことが多いものだし。
机上以外にも広がっているblog作成環境というのは
それなりに誇れることだとは思う。自由度という面で。
#そのうち出てくるのでは? 短く書いて、長く表現するという環境も。
文章の長さを国際比較するには (スコア:1, 興味深い)
話ですが、エントリ数ではなく文字数で比較するとどうなるんでしょうか。
と、思ったんですが、文字数での比較がそもそも公平なのかどうか、分からないですね。
26文字しかないアルファベットと、何千もある漢字とでは、1文字あたりの情報量が
違うでしょうし。
全世界の言語に広く翻訳されている作品の長さで割って規格化する、なんてのは
どうでしょうか。
Re:文章の長さを国際比較するには (スコア:1)
> 26文字しかないアルファベットと、何千もある漢字とでは、1文字あたりの情報量が
> 違うでしょうし
手軽に考えるなら、シャノン情報量で数えればいいんじゃないですかね。
1文字あたりの情報量を「log2 出現確率」で表現します。
8回に一回は現れる文字なら情報量は3ビットですし
1000回に一回しか現れない文字なら情報量は10ビットになります。
文章中に現れる個々の文字のビット数を算出し
合計すれば文章全体での情報量が出ます。
もうちょっと真面目に考えるなら、
文字単位でなく単語単位で出現頻度を数えた方がいいでしょうねえ。
何語? (スコア:0)
Re:世界一 (スコア:1)
どんな結果になるんだろう。
Re:世界一 (スコア:0)
こういう [blogfan.org]サイトで検索すると、しょこたんと小明だらけになってしまう。