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テクノロジー

科学技術振興財団、試作地雷探知機の屋外公開試験を3月に開催

タレコミ by yatobi
yatobi 曰く、
日本では、文部科学省をはじめとして、官民多方面で現在、旧紛争地域に今なお残る対人地雷の安全な発見・処理技術の開発が進んでいるが、(ちと旧聞だが)科学技術振興財団では3月16日(水)、香川県坂出市番の州町にある番の州臨海工業団地において13:00〜15:00に実際の地雷敷設地域に似せた模擬地雷原を用意、屋外での地雷探査公開実験を行うとの事。

この実験では、探査の際に障害となるレンガ(地中レーダー上ではプラスチック製対人地雷と大きさ的に見分けが付き難い)や釘(金属探知機に引っ掛かる)を混ぜた模擬地雷原を設置し、「平成14年からの研究開発結果を披露する事を目的としている」だそうだ。実験では無人遠隔操作の小型探査車両や、不整地に強い大型重機を改造した有人探査装置などが披露される。

なおこれとは別に、広島県では被爆60周年を迎え、平和貢献構想に基く活動を計画中だが、その一環として14日、県内府中市にある無人ヘリコプターメーカーのヒロボーと共同で、地雷探知・除去ヘリコプターの開発を行う事を表明した。
ラジコンヘリでは大型となる全長2.4mの物を使って、地雷の探知装置と処理装置を搭載、地雷を発見・処理させるという。(産経新聞記事
日本の技術が平和回復にどんな貢献が出来るのか、今後とも注目したい。
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