料理がどんな味か確かめられるメニュー登場
タレコミ by Anonymous Component
Anonymous Component 曰く、
シカゴに有る「Moto」というレストランを経営する Homaru Cantu氏が、キヤノンのi560インクジェットプリンタを使って、 食べられるメニューを提供しているそうです。 ( Chef creates paper meals、 NewScientistの記事、 ITmediaの記事)
実際のメニュー(というか料理?)は、印刷用紙が大豆とジャガイモで作られ、印刷用のインクは野菜などの色素を利用し、甘味、酸味、苦味、塩味という4つの味を感じさせるインクによって料理を印刷したもので、そのまま食べる事が可能なものだそうです。 Cantu氏によると、料理の味に関しては「暗示の力がすべてだ」 そうで、「見かけどおりの味ということはないのに、皆信じてしまう」 とコメントされています。
オンライン・ゲームに宅配ピザ注文の機能実装という話が先日出ていま したが、将来は好みの料理を「ダウンロードして」自分で印刷して食べる というのが主流になる … のでしょうか?
トランジスを印刷するという話はすでに実物が出来ていますし、 インクジェットで移植皮膚印刷とか 移植用の臓器を印刷する事も研究されている訳ですから、 「おいしく食べられる印刷料理」の実現は近いのかもしれません。