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REALbasic2006日本語版のライセンスには注意

タレコミ by home_card
home_card 曰く、
ベーパーウェア化も懸念(トピックを参照)されたREALbasic 2006 日本語版だが、アスキーソリューションズより ダウンロード版が11月27日(月)より無事販売された。
(パッケージ版は12月8日(金)からの予定)

しかしこの日本語版のライセンスには注意が必要である。
従来の日本語版、現行英語版に付いている無料6ヶ月アップデート権が付いていないのである。
REALbasicは90日おきにアップデートする「The Rapid Release Model for Software Development」という開発戦略を採っており、6ヶ月アップデート権とは2回のアップデートが保証されるものと思っていい。
これが今回のバージョン2006 release 3日本語版では無くなっている。
つまり次期release 4日本語版へのバージョンアップには新たにアップデート料が必要になる可能性がある。
(料金は英語版の無料アップデート期限後のアップデートが50$(12ヶ月アップデート権付き)、現在の日本語版へのアップデート料が7000円から推測するとそれに近いものになると思われる。)

日本語版で6ヶ月アップデート権が無い理由についてブログ向かい風でも軽やかににあるメールによると

「開発元のローカライズスケジュールが決定していないため、日本語版の次期バージョンリリースに関しては、現段階では未定でございます。
 従いまして、アップデート権付きライセンスをご購入頂きましても期限内のリリースをお約束できないため、アップデート権付きライセンスの販売は、
 見合わさせて頂いております。 」

とあり、今後のリリースに不透明感を抱かせる内容ともなっている。
そうなら日本語版に限ってアップデートサービスは期間ではなく回数でもいいように思えるのだが。
次期バージョンrelease 4は英語版ではUniversal Binary化されていて今の日本語版release 3との差は大きいので気掛かりなところだ。
(同時に文面からアスキーソリューションズが「開発元のローカライズスケジュール」という表現を使っていることからローカライズの責任はアスキーソリューションズには無いようにも読める。)

日本語版を概観すると
・英語版にあったコードエディタ上で日本語を扱うバグが取れている。
・ヘルプも日本語化されている。
・言語リファレンスを含むドキュメントは日本語化され公開されているので、その分を考慮するとStandardバージョンはさして割高には感じない。
と一定の評価はできる。

1年以上待たされてやっとのリリースだが、しかし移行するにあたって英語版にあるアップデート権が無い、先行き不透明などスッキリしない点も残る。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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