パスワードを忘れた? アカウント作成
1809638 submission
アメリカ合衆国

日本の元プロ野球選手、米連邦最高裁のinterpretationを定義する訴訟に巻き込まれる

タレコミ by binsmax
binsmax 曰く、
高校野球で活躍し、1991年に巨人へドラフト一位入団した谷口功一元選手が、年にわずか80件前後の案件しか受理しないという米国の連邦最高裁判所での審理に巻き込まれているという。しかも、interpretationという英語の言葉の意味をどのようにinterpret(解釈)すればいいかという珍妙な訴訟にて (WSJ記事その1WSJ記事その2)。
谷口氏は2006年にサイパンのホテル内にある木製のデッキから落ちたことでホテルを業務怠慢で訴えたのだが敗訴し、逆にホテル側から訴訟費用の請求を受けた。これは勝訴側の正当な権利ではあるが、その費用にホテル側が日本から取り寄せた谷口氏の医療記録の一部を含む書類の翻訳(translation)費用の5,257.20ドルが含まれていたらしい。米連邦法ではinterpretationの費用を回収できるとあるが、translationとは定められていないため、谷口氏側は異議を申し立て、結局、最高裁判所まで審理が行くという事態になったようだ。
21日に行われた最高裁審理において判事側から「「interpreter」の使い方のわずか2%でさえ、文書の翻訳に言及しているものとして解釈できるかは疑わしい」といった発言がなされ、どうも谷口氏側が優勢な状況のようだが、米国においてinterpretationという言葉の定義を行う訴訟に日本の元プロ野球選手が絡むというのはいささか奇妙なものである。

情報元へのリンク
この議論は、 ログインユーザだけとして作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

読み込み中...