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日記

GPHの日記: 懲りずにニッチな情報再テスト:CELSIUS J520にWindows10 2

日記 by GPH

だれも参考にしなさそうな覚書を再び性懲りもなく!仕事が混んでる+娘がやんちゃで現実逃避とか言わない。

・・・某部署が「フリーズ多発なので」と言ってきた放出品をゲット。
まあこの時点でPC-NETのジャンク袋並に危険なんですが、話を聞くと
「空冷ファンがいまいちなのをだまして使ってた」だそうで。それは何か間違えてないかと思いつつ、掘り出し物ゲットの予感がしたので無事ふんだくって来ました!
案の定、Xeon E3 1275v2でNVIDIA Quadro2000が刺さってた。いいかもしれない。

CELSIUS J520は2012年~2013年頃の富士通PCで、まあまあ使えます。今回のは元からハイエンド仕様。但しメモリは4GBでしたが。
なんといってもPCI-E Gen2 16レーンが使える(2017/4月追記:Gen3対応のカードを差すと3対応らしい。)
ので、ここで最近のビデオカードを叩き込めば結構耐えるマシンに。
形状や想定用途は前のJ510と同様なんですけど、UEFI対応となってAHCIも対応。更にUSB3も装備で世代の差を感じます。
た、だ、し。スリム型だし、強化には限界がある。
ワークステーション扱いのため、メモリはECCを要求(J510より速度規格が一段階上がってる)
例によって上記のPCI-E Gen2 16レーンは配置が悪くて、冷却ファンに2段を要求するグラボは使えない。(凄く痛い)
多分、酔狂でパワーアップするなら現状ELSAあたりの1スロット版GeForce750TiかXFX/HISあたりのRADEON RX460がお手ごろレベルの限界。
(2017/4追記。Geforce1050で1スロット版出してくれねえかなあ・・・。と思ってたら、
"コイツはカード長が21cmを超えてしまう"ため、CPUヒートシンクを薄型に改造という荒業をしない限り無理。)
(お金に糸目をつけない場合はQuadro M2000かP2000(但し後者は出たばかりで高い上、カード長ギリギリかも)もしくはRADEON Pro WX5100が可能だが、
"金額が凄え"+ゲーム上でのパフォーマンスが伸びない(特にWX5100。それでもGeforce750Tiよりは高いのと、VRAM8GBと結構バケ仕様)ので酔狂向け。
但し保証他は間違いない。RADEON Pro WXは正規品であれば、登録すれば7年保証)

ただ、今回のはカスタムモデルで元からQuadro2000が刺さってたため、旧型マシンではパラレルポートな部分に個別のGPU空冷ファン+ファン用金具がついていた。
(パラレルポートの使用頻度が少なかろうということで、J365あたりからパラレルポートを廃止し空冷用排気穴に転用。但し最初からグラボをオプションで積んでない場合は固定金具がないので工夫を要す。)
問題のGPU用空冷ファンはどうも死んでるらしく、元の持ち主が調子悪いといっていた原因の一つと推測。これが動かないと逆に空調が悪くなるかも。
CPUはIvyBridge世代のCore i3とXeon E3が公式対応。i5やi7でも行けそうですがわかりません。(少なくともECCメモリのサポートはなくなっちゃう模様。コメント感謝)
2016年〜17年現在ではコストパフォーマンスはよくない・・・ですが、J510より格段にパワーアップです。不景気な中、事務所じゃかなりの性能のベースマシン。
元の持ち主がフリーズ多発と行ってるとは言え、逆にメーカー保証何それ状態である以上、遣りたい放題ヤッチマイナーします。

富士通公式対応は8.1止まり。以降は自力でどうにかするしかない。

例によって富士通の海外ヨーロッパ・アジア・アフリカ・インド向けサポートサイト
http://support.ts.fujitsu.com/
から、類似のマシン用のドライバ、ツールを流用してたたき込むことになります・・・が、割と楽。
Win10対応品を拾いまくる。ノート機と異なってそんなにこだわりの部分もない。なによりWindows10自体でアップデートが準備されていることが多い。

要注意はお馴染み以下+α:
BIOSアップデート:要注意。実施するなら必ず最新版のものを使うこと。(2017/7追記)
かつての公開されてたBIOSアップデーターは、Windows8以下でないと動作保証がなかった。
(Windows10ではエラーが起きてアウトの場合があった)
ただ、先日のIntelファームウェア脆弱性対策のために久々のアップデートが入って、インストーラがWindows10で動くようになったため一応OK。
結構手直しが入っているので、自己責任ながら掛けておくほうがいいと思う。
但し、当方環境依存かもしれないですが、アップデート後にAppleのアルミ製USBキーボードをつないだら、BIOS画面でどうやっても認識しない状態でした。相性かBIOS不具合放置かは不明。
(設定変えてもダメ、電池外して放置してもダメ)Windows10起動後は問題なく使えますが残念なところ。
・・・で。急きょ倉庫の奥から10年前に購入して放置していた富士通純正104キー(ここら辺が若干マニア向け)PS/2キーボードを引っ張り出して応急処置。
当方Mac使用の都合IME変換切り替えをAlt+Spaceで実施したいわけですが、これでAppleK Proが使えなくなったためAutoHotKeyで代用。

アンチウイルス:環境限定ながらこれもはまった。McAfeeのエンタープライズ版でカスタマイズされたのを使用しないといけないのであるが、
9月から10月にかけて配信されたWindows10アニバーサリー版のアップデート済みにたいしては、互換性アシスタントが厳密に働きすぎてインストールを拒否されてしまった。
仕方なくWindows10アニバーサリー版無印入れた直後にMcAfeeを入れ、その後アップデート。まあそもそも未対応なので、自己責任。
(2017/4追記。アニバはパッチが出たのでイケたが、Creators Updateでも同様の問題。
とにかく企業向けカスタマイズ版のMcAfeeは、インストーラが融通聞かない。こりゃ企業泣かせだorz)

ビデオ回路:Windows Update経由でもらってくるヤツで十分。
ただ、Quadro2000はNVIDIA公開版の方が新しい事が多い。ので、一通りWindows Updateを掛けまくった後に上書きするがよろしい。

FUJ02E3デバイスドライバ:お馴染み富士通の謎デバイスの一つ。省電力関連の可能性あり。Windows Update経由で来る。

FUJITSU BIOS Driver:詳細不明ながらこれは上記サイトで拾って入れる。
入れた後で、WindowsUpdateで最新が降ってくる可能性あり。2017/4現在1.2.3かな?
実はFujitsu BIOS DriverのVer.2.*が公開されているのだが、
Ver.2.*は最近の機種限定であるため注意。たぶんダメならインストーラが拒否すると思うが、万一を考えて最初から避けておく。

Intel Management Engine Interface:リカバリディスクの付属品よりも新しいモノが入るが、どうもクライアント側の設定ツールが最新版だと入らない??
まあ、よほどの環境でなければ大丈夫か。(それよりも、BIOSアップデートしてないと穴があるのでそっちに注意)

AHCIドライバ:intelの旧版RSTドライバを当ててやれば、デバイスマネージャの表示はきれいになります。2014年5月ころのヤツだったと思う。
(厳密にWindows10推奨かどうかは謎。自己責任)

富士通拡張機能ユーティリティ:コレは要るのかどうか釈然としないですが、一応入れます。英語版だとFujitsu SystemExtensionUtilityですかね。

書き込み機能拡張ユーティリティ:コレも必要性不明。どうもRoxio Creator LJ(バンドル版光学ディスク書き込みソフト)使用時に安定性を高めるらしい。まあ無くてもOKかな?
ただ、元のリカバリ領域からリカバリディスクを作りたいときは付属ツールとコレ要るとの話も。

・・・以上、一通り噛ました後にDirectX9を入れて、懐かしのタイムリープベンチマークをループで動かしてみましたが、無事でした。
J510と一部部品を挿げ替えて当方の機械にします。SSDも850 EVOにしてしまいました。
やっぱり仮想マシンより自前が快適さ!遣りたい放題とはいえ手続きちゃんと取りましたからね。
玉突きのJ510は幹部向けの交換候補に。

で、こうなるとCPU/GPU側両方ファンの交換候補も物色したい。元の持ち主がフリーズの原因だったと言ってたので念のため。

・・・ところがコレで盲点があった。最終的には妥協というか解決したが、実はCPUファンは日本電産系の富士通向け特注品で、電流が0.3アンペアを超える高回転品らしい。
同じものは入手にきついので、三洋の高回転型で寸法が合うものに変更。回転制御付き品が要求されるので注意。
GPU側ライザーカードのものは富士通製ノートにも使われるKDB05105HBで、PCショップでの通常市販はなさげ。ヤフオク他で入手するしかない。
もっとも、コレは純正でついてくるQuadroグラボ側排気口がビデオコネクタ側に向いた構造になっていることから、その熱排気を逃がすように特化しているためらしく、現状交換候補の第一であるELSA版1スロットGeForce750Tiでは排気方向が逆になるため、効果は見えにくいかも。
(逆に750Tiにした場合は、排気がCPUファンと同じ流路になるため、その意味でもCPU空冷ファン側が大事になる)
でも、交換してBIOSエラーがなくなったのでよしとする。
(2017/4追記。QuadroM2000/P2000だと、Quadro2000同様コネクタ側に排気が来るような感じ。
RADEON Pro WX5100は側面にファンがあるが、コネクタのブラケットにもスリットがある。カード自体の温度はGeforce750Tiより高目)

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192.168.0.1は、私が使っている IPアドレスですので勝手に使わないでください --- ある通りすがり

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