日経BPの記事、自転車でヘルシーバディをゲットせよ！ [nikkeibp.co.jp] より。

さて、その「“自転車ツーキニスト”とは何ぞや？」というならば、このところ特に首都圏で激増している「自転車で通勤する人」。それも自宅から会社まで直接、自転車で行ってしまおう！　という人々のことだ。何を隠そう、私が名付け親である。えっへん！――って、解説されないと意味の分からない言葉の名付け親だと威張られても困ってしまいますね。

なんでもこの記事の筆者の方は、片道12㎞の通勤距離を35分で走っているそうです。すると平均速度22.3km/hで、秒速に直すと6.2m。つまり前方に危険を察知して、仮に0.3秒でパニックブレーキをかけたとしても、その間に2mは進むスピードです。制動距離を含めるともっと長いでしょう。

なんでこんなことを書くかというと、先日、仕事で都内某所の歩道を歩いていたら、そこを猛烈なスピードで走りぬける「自転車ツーキニスト」が居たから。危ないじゃないか。自転車通勤が悪いとは言いませんが、せめて歩道を走る時は徐行してほしいと思うのです。巻き添えはゴメンこうむる。

この記事の5ページ目、

もはや先進各国の中で自転車に注目していない国は、日本と韓国しかない。これがリアルな意味での“世界の現実”なのだ。

どうやらヨーロッパ諸国と比較して、そういうことを言いたいようですが、ヨーロッパは気温も湿度も低いし、またサイクリング・スポーツの伝統がある地域ですから、単純な比較はできないと思いますけど。

一時期、都内でキックボードに乗って移動している中年紳士(笑)を見たことがありますが、カロリーを消費したいのなら、キックボードでもジョギングでもウォーキングでもいいんじゃないでしょうかね。