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Takahiro_Chouの日記: 「人喰い映画祭」出版記念トークイベント

日記 by Takahiro_Chou

7/3に、新宿のロフトプラスワンで行われた上記のイベントに行ってきました。早い話が、この本の出版記念。

本編開始前に、流れたロフトプラスワンのオリジナルDVDの宣伝に、佐川一政が出る、と言うのは、お約束。
本日の特別メニューで、「JAWSカクテル」「グラボイズ焼き」ってのが有った。「グラボイズ焼き」は、ロフトプラスワン付近の裏通りをうろついているグラボイズを焼いたモノで、中々、美味。
ついでに、夜に行われた「ザ・コーヴ討論会」では、特別メニューで鯨料理は出なかったが、どうも、ロフトプラスワンの席亭さんが、どっちかつーと捕鯨反対派みたいなので、これは、しょーがない。

で、「人喰い映画」とは何か、と言うと、ライターのとみさわ昭仁氏がでっちあげた概念である。横田順彌言う所の「日本古典SF」と似たよーなモノだと思って、おおむね、間違い無い。
早い話が、人がやってるのと同じ事をやるのが嫌いな、とみざわ氏が、パニック映画の中で、「何か」が人を襲って殺すモノを「人喰い映画」と名付けて評論してた訳である。

んでもって、主役のとみざわ氏ってのが、一見、温厚そうで、その実、狂ってる様な方なんだけど、他の出演者も、マンガ家のとりみき,寺田克也に映画評論家の柳下毅一郎、と濃い面々。
ちなみに、南ア帰りの柳下毅一郎氏は、残念ながら五体満足だったけど、ブブセラ持って来てた。(ただし、ブブセラ吹くのって、コツがいるみたいで、うまく吹けなかった)

で、内容としては、

  • 「人喰い映画」と言う概念を思い付くまで。
  • とみさわ氏の変なコレクション遍歴。
  • 日本映画で、何故、「人喰い映画」が少ないか。
  • 日本の怪獣映画の怪獣と、アメリカのパニック映画の生物の違い。日本の怪獣映画における人喰いの歴史。(by とりみき)
  • 人喰い映画 表・裏のベスト。
  • 人喰い映画のDVDのジャケには、いかに嘘が多いか。(ジャケに描かれてる生物が映画本編に出てこない、なんて日常茶飯事)

と言ったところ。

ついでに、客に対するアンケートの中で、「どんな人喰い映画が観たいか」と云う項目が有って、「グリーンピースやシーシェパードがイルカたクジラに食われる映画」って回答とした人が居たんだけど、それに対して、柳下毅一郎氏曰く、
「まず、太地町の漁師が食われて、それ見た事かと言ってる『ザ・コーブ』のスタッフも食われる映画にすべきだろ」

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