TarZの日記: もしかしたら、46番目のメルセンヌ素数も見つけてしまったかも!!!!??? 1
既知のものとしては45個目のメルセンヌ素数の候補が見つかり、検証作業に入ったということを先日のメモに書いたが、もしかしたら46個目のメルセンヌ素数も見つかったかもしれないそうだ。
GIMPSのサイトで、先日まで"45th Known Mersenne Prime Found???"となっていたタイトルが、現在では"45th and 46th Known Mersenne Primes Found!!!!???"となっている。
45個目のメルセンヌ素数候補は、まだ検証が終わっていない。計算していればいつかはメルセンヌ素数は見つかるものだ、なんてノンキに考えがちだが(ただし、メルセンヌ素数が無限に存在するかどうかは未解決)、こんなに連続して見つかるというのは聞いたことがない。続報を待ちたい。
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ちょっとここから別件。先日の関連ストーリー、45個目のメルセンヌ素数発見かで補足がございます。
このストーリーでは、πの話題とπ(x)の話題が同時に出てヤヤこしいのですが、πは円周率、π(x)は素数計数関数(自然数x以下の素数の数を表す)です。どちらもギリシア文字のπを使いますが別物です。
しかも、素数とπを結びつける公式もあったりするからさらにヤヤこしい。
∞
Π [ 1 + 1/p4 ] = [ 1+ 1/24 ][ 1 + 1/34 ][ 1 + 1/54 ][ 1 + 1/74 ] ... = 105/π4
p(ただし、pは全ての素数)
Πは総乗記号で「全ての項の積」を表す記号ですが、これまたギリシア文字のπ(の、大文字)です。ああもうヤヤこしい。
この素数と円周率を結びつける素晴らしい公式は、インドの不思議な数学者ラマヌジャンの発見したものだそうです。一体全体、なんで素数が円周率に関係するのでしょう。数学の根っこは謎でいっぱいです。
/.で数学トピックのアイコンにもなっているπは、とっても奥が深くてフクヨカなのです。( ゜∀゜)o彡
π - パイ (スコア:1)
もう俺も年だな。
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実は今日誕生日だったりする