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Torisugariの日記: 商標とライセンス

日記 by Torisugari

IceWeaselの"Get Extensions"ボタンでaddons.mozilla.orgに飛んでしまうことの是非。

http://lists.gnu.org/archive/html/bug-gnuzilla/2006-11/msg00014.html

I have had a conversation on email with Richard Stallman about Firefox.
Distilling it, we get to this:

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The Firefox trademark issue is not important. At worst it means we have
to change the name of what we distribute. The Firefox sources are free
software, and we can use them.

(The standard Firefox binaries are NOT free software, so we should not
redistribute them or tell people where to get them.)

But there are some real free software issues about Firefox. The biggest
one is that it is set up to offer downloads of non-free plug-ins from
Mozilla's own site.
- ----

確かに、「フリー」を追求するなら、ブラウザの名前は些細な問題かもしれません。その点、AMOに登録されている数多の拡張から、「フリー」なやつを選り分けるのは、生半な作業量ではありませんからね。

もともと、拡張のライセンスは作者の自主性に一任されています。仮にえげつないライセンスだったとしても、XPInstallではEULA表示ができないので、配布側(AMO)やユーザーは、それに気づきもしないし、また、害もない、というわけです。私は、EULAくらいは表示できた方が、商業利用者の受け入れにも一本筋が通って良いと思いますが、「あればいいな」と思うだけで、現状を変える積極的な理由は見つかりません。

ましてや、GNUが知りたいのはエンドユーザーのライセンスではなく、ソースのライセンスです。これはもう、拡張を開けて、どこかにあるはずのライセンスを探すしかないでしょう。その際、MPLは部分適応を認めているので(不完全コピーレフト)、MPL表示があっても、拡張全体がMPL tri-licencedだとは限らないのも辛いところです。現実的に考えると、AMOの規模では作者が自己申告する枠組みを作るしかないと思います。「厳選」された量でいく、という選択肢もありますが…。

まあ、要するに難しいですよね。どうやって解決するのか想像がつきません。仮にライセンスが色分けできたとしたら、gnu.orgがリスト+リダイレクトをホストするのでしょうか?

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※ただしPHPを除く -- あるAdmin

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