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kondouの日記: C2DS 4

日記 by kondou

4/30 に自転車のメータを変えた。前使っていたやつは、ときどき動作停止に陥ってしまってストレスが溜るので思い切って買い換えた。

新機種は VDO の C2DSにした。

選定理由は、ケイデンスが無線で計れること。信頼性があること。

同様の機種が C1DS〜C4DSまであるが、C1DS はスイッチが押しにくかった。C3DS は、見かけが、全面銀色で好みだったのだが、余計な機能がついていて値段が高かったこと、より、中間ランクの C2DS にした。

ケイデンスを計りたい理由は、トレーニングなどの参考にしてみたかったこと。ダウンチューブにワイヤを張り巡らすのは、外観上、イマイチなように思ったので無線がいい。速度は有線でもいい、というか有線のほうが、センサが小さく誤動作が少いので、良いのでは、と思っている。

良い点:

  • デジタル式の無線センサで誤動作が少ない。反応速度は、有線式のものには劣るが、想定の範囲内で、それほどストレスを感じることはなかった。
  • デザインがわりといい。主観だが。本体、センサともにオーソドックス、正統派な感じ。
  • 表示も見易い。使ってみるまではゴチャゴチャしているように予想したが、速度表示、時計表示の箇所が一定していること、大きめのフォントを使っていること、から誤読は無い。速度の単位が 0.5km/h だが、これはあまり気にならなかった。

悪い点:

  • 速度センサの無線の感度が悪い。センサをフォークの上の方に付けざるを得なかった。ケイデンスセンサはもっと飛ぶので、速度センサも本来は、もっと飛ぶはず。
    センサをフォーク上方に付けると、磁石もスポークの外周部に付き、空気抵抗とモーメントが増加する。おかげで、磁石がある側が下に来るようになってしまった。磁石は、質量、空力ともに改造の余地あり。
  • フォークの前側にセンサを取りつければ、もうすこし飛距離は増すと思うのだが、空力上の見た目を考えると、フォークの後ろに付けるほうがかっこいい。無線式の宿命としてセンサが大きいのが弱点だ。フォーク後縁は前縁よりもRがきついことが多く、センサ台座のRと合わずにとりつけにくい。
  • ケイデンスセンサがときどき無線が切れる。速度センサよりは飛距離はあるのだが。
  • 本体ブラケットがちょっとチャチ。最近の CATEYE のライトのブラケットみたいなメカニズムでハンドルバーに締め付けてゆくが、ちょっとガタつく。動作に問題はないのだが気になった。

無線部はよくできているように思う。実際、メータを Trip mode にしていると、センサからの入感が無かったら速度=0になっているが、入感があったときに、トリップが一気に増加している。センサからの信号が無い区間でもトリップはある程度計測できている。たぶん、過去n回のレシプロインターバルを送信するようなセンサになっていると思われる。2.4GHz帯を使っているとのことだが、最近はやりの ANT なのだろうか。心拍計として使っている suunto の t3 は、心拍センサと本体の間を ANT で結んでいる。同じ 2.4GHz帯だが、当然のことながら混信は無い。ID の生成方法が違う感じがするので、VDO は ANT ではないかもしれない。オリジナル?

ANTは設計コンセプトが明瞭で、ツボにはまったときは面白そうな感じがする。機会があれば、遊びでも使ってみたい。

ケイデンスを表示できるのは、一定の効果がある。具体的には、ギアチェンジの頻度が上がった。ギアをチェンジsいてケイデンスをキープすべし、という教科書的なフィードバックがより強くかかったのだろう。

いい感じで漕げているときは、100+rpm ぐらいでほぼ一定している。メータの数値と体の感覚はかなり一致していた。頻繁に数値を確認しなくてもだいたいわかる。90rpm ぐらいになってくると、回しているというより、踏んでいる感じが強くなってくる。

感覚と数値がだいたい一致してからは、劇的な効果を感じていないのだが、トレーニングメニューによっては表示できたほうがいいのだろう。だからこの機能を希望しておいたのだ。

磁石の件については、先日書いたアイデアを再掲しておく。

  • 空気抵抗の件は、リムに磁石を張り付けるなどの方法が使えないだろうか(ミディアムハイト以上限定になってしまうが)
  • MRセンサを使ってスポークを直接検出する方法が使えないだろうか(鉄系のスポーク限定になってしまうが)

比較的高価なメータだが、計器は信頼性第一。信頼できない計器はただの重りだ。そういう意味では満足。ただ、速度だけの有線メータが3000円ぐらいなのに、本機はケイデンスオプション付きで15000円近くするのは、さすがに高く感じた。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Johansson (12418) on 2007年05月07日 0時14分 (#1153365) 日記

    東急ハンズあたりで売ってる棒状の磁石を直にスポークに接着してしまうのはどうでしょう? 直径3mmくらいの物を見かけたことがあります。ちょっと見た目に問題がありそうな気もしますが。

    • by kondou (7687) on 2007年05月07日 6時28分 (#1153411) ホームページ 日記
      コメントありがとうございます。

      そんなイメージで、強力な小型ネオジ磁石を、なんらかの方法でスポークに固定するのがいいように思います。
      固定方法は、、強力アルミテープ(黒色)とかあればいいのですが、、いろいろと考えてみます。
      丸スポークのホイールなので、回転止めがポイントになるでしょう。
      やり直したくなるときが来ると思うので、接着は、第一候補ではないです。

      市販品では、シグマのメータに付属の磁石がスマートな感じでした。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2007年05月08日 18時36分 (#1154331)
    フォークの前側にセンサを取りつければ、もうすこし飛距離は増すと思うのだが、空力上の見た目を考えると、フォークの後ろに付けるほうがかっこいい。無線式の宿命としてセンサが大きいのが弱点だ。フォーク後縁は前縁よりもRがきついことが多く、センサ台座のRと合わずにとりつけにくい。

    万が一センサがゆるんでスポークに巻き込むと死ぬよ<フォーク後ろに取り付け

    まぁ、死んでもいいし、他の自転車乗りにpgrってされてもいいならいいけど。
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人生unstable -- あるハッカー

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