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456100 journal

kondouの日記: 夜練/ヘッド増締め

日記 by kondou

安威川4往復
Dist. 33.69km

17T,16T,15Tで。
4往復目は13Tでゆっくりと漕いで筋肉の使い方やフォームに注意してみる。

Zone1: 15min
Zone2: 32min
Zone3: 07min
Energy: 733kcal
T.E.: 3.9

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ここのところ寒くなったせいか、ヘッドが緩んでスペーサが回るようになっていた。ハンドリングも異常に軽く感じる。

線膨張率差のせいだろうか。アヘッドの構造はどうも信用がおけない。
最近のフレーム・フォーク一体設計のモデルでは、ときどきヘッドもセットで新しい機構(TIME quick set など)が提案される。やはりいろいろと不満があるのだろう。

今のヘッド(fork=colnago force carbon,head=chris king, tube=CrMo)はときどき、スペーサが回転するぐらい緩む。で、ときどき増締めが必要なのだが、アヘッドの構造について考察してみる。

ヘッドのベアリングはスラスト荷重だけでなくアキシャル荷重も受けなければいけないので、アンギュラになっている。アンギュラベアリングは 2つの傾きを向かい合わせて与圧をかける必要がある。アヘッドの場合は、トップキャップの締め付け具合で与圧を決めているのだが、最終的には各部材の弾性変形によって与圧がかかる。つまり、構成部材の剛性が低ければ、締め付け角度の変化や、部材の塑性変形による与圧のかかり具合の変化が小さく、安定しているということだ。そういうことから考えると、コラムスペーサはカーボンの薄いやつがいちばんいい。とくに、今のステムは ritchy のやつで、クランプ部が薄くできているので見かけの上からも、薄いスペーサがいい。

ヘッドチューブ=CrMo、ステアリングコラム=C、スペーサ=Cの構成だと、線膨張率差はL(ヘッドチューブ)×(αCrMoC)×ΔTだけ効いてくる。
ヘッドチューブ長=100mm、αsteel=12ppm/℃、αCFRP=1.5ppm/℃、ΔT=20℃とすると、線膨張歪=21umとなる。与圧には十分影響を与える。コラムスペーサの弾性変形はこれを吸収することが望ましい。

ときどき増締めが必要なことについてはすこし不安。もしかして、いつかはフォーククラウンからコラムがすっぽ抜けるのでは?と。ステムのクランプが緩んで上がっているだけなら、まだいいのだが。

ついでに、シートポストクランプ、サドルクランプも増締め。
シートポストの緩みと位置ズレには注意が必要。

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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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