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日記

live-gonの日記: デートでは男性がおごるのが当たり前という話の考察 - IT観察 - 番外 11

日記 by live-gon

こういうどうでもいい話を自分のサイトに書いてたんだけど、長いことシステム変更しようとしつつサボってて目処も立ってないのでこちらにちょろっと書いてみる。ヨタ話である。

デート代は男が出すべしという話があって、それも、出してくれると嬉しいというレベルではなく出すのが当たり前という話もある。もちろん、男女両方から賛成意見と反対意見がある。その議論を眺めているうちに、俺にも一言言わせろという気分が高まったのでこれを書いている次第である。

中学生同士が映画を観てマックで食事をするのに――そして高校生がラウンドワンに行ったり喫茶店でおしゃべりしたりするというときに――おごりの正当性はあまり見い出せないというか、そういうときは普通に「会計は別々で」とやってた気がする。というか、自分がバイトしてたらそれもいいような気がするのだが、親からもらった小遣いで同級生とのデート代をおごるというのはなんかすごく変な気がした。その行為で好意を表明している感じがしないのである。自分が得たものを相手に与えていないというか、懐を痛めていないうしろめたい感じである。

まあ、十代の頃のデートの話をしたいのではない。

今がどういう時代なのか分からないが、私が若い頃というのは、同い年や年下は絶対に嫌という女性がけっこういた。今は変わっているのかもしれないが、どちらかというと普遍的な気がするのでそのまま話を進める。今は違うというのなら、とりあえず、私の若い頃はという条件付きで聞いて欲しい。

で、一年生の女子が三年生の男子とか、中学生女子が高校生男子、高校生女子が大学生男子、女子大生は社会人男性に憧れてたり実際に付き合ったりといった塩梅である。で、同級生の立場から、その手のちょっと年下の女子と付き合っている男子を見るという視点だと、クラスメイトや同い年に相手されないから、年上というアドバンテージを利用している、一番イケてる男からは一段下がったランクの男って感じの印象になる。

そうなると男は女におごるようになる。そりゃそうだろうと思う。そこで割り勘を言い出す男はロクなものではない。

おごられるのが当たり前と思っている女というのは、おごることで女性と付き合う男との関係を作ってきたんじゃないかと思う。つまり、同い年や年下はどうにも嫌というタイプがそういうことを言ってるんじゃないかと思うわけである。

私も年下の女性にはデートじゃなくてもおごるが、デートでなければ同い年にはそこはしない感じである。これを正当化したり理屈で説明できたらいいのだが、「なんとなく」としかいいようがない。年上におごったら失礼であると思うから、その延長線上の意識である。

ここまで書いて伝わるかどうか分からんけど、恋愛に「尊敬」とかそういう、上下関係が入ってくるタイプだと、おごりおごられの意識が出てくるのではないかと思うのである。まあ、恋愛という感情が、「尊敬」から生まれるか、「友情」から生まれるか、その他、色々な人それぞれの恋愛観というものがあると思う――「尊敬できない人とは恋愛できない」というセリフを聞いたとき、「尊敬できなくても好きにはなれるなあ」と私などは思ったわけだが、この辺は個人差が激しい。あなたはどうか?――のだが、「ついていきたい」みたいな感情の優先度が高いタイプである。

とはいえ、これに反発を覚える男というのも、それはそれでロクなものではないと思う。恋愛観というのは人それぞれだから、まあ、そっちにも私の場合は理解はできる。もちろん、私は、自分の、あまり恋愛に上下関係を持ち込まない方が正しいとか思っちゃってはいるが、何でも言うことを聞く従順な女の方にエロスを感じるときが将来、起こらないとも限らない。

というような、どうでもいい話である。まだまだ書けそうな気はするけど、時間が無いのでこのへんで終わる。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2018年09月23日 3時54分 (#3485586)

    おごる文化は、単に 稼ぎの多い(余裕のある)方が少ない方をかばう
    という現象ではないかと思います。
    しっかりバイトしている部活の先輩が世慣れしていない後輩にとか、
    会社の上司の入れたボトルは部下は飲み放題とか、はたまた
    競馬で一発当てた後輩が先輩におごるとか。

    で社会人男女の場合、女性の収入が男性より少ない時代が長くあり、
    また年齢が上ほど収入が多い時代が長くあったため、男が女におごる他
    上のようなおごりベクトルが一般化しているのかと。

    で女性がそれを逆手にとって、おごられベクトルをキープした恋愛しか
    しないという人もいるでしょう。逆に男性も、おごることで自尊心を
    保っている人もいるはずで、それは嫁の稼ぎが旦那を越えたとたんに
    ギクシャクするなどと よく小説なので描写されてますよね。

    いずれにせよ、おごり関係に不信感がでるのは 人は自分の稼ぎを
    つまびらかにしないためで、当事者の稼ぎを公開したうえで不当な
    利益供与にならないように調整すればいいはずですが、こればっかりは
    そうは簡単にいかんですな。

    と以上は恋愛中など関係者の財布が独立の場合の話で、結婚して財産が
    共同管理になったりすると おごるおごられる以前に「散在するな」みたいに
    なったりして 女性側のお得感もまた変わってくるように思いますが、
    ここは良くわからないので識者の方教えてください。

    最後に、お小遣いをもらう立場ではおごらない というのは同意ですが、
    医者の息子とかべらぼうにもらっていることが明らかな場合は
    おごりもある気がする。(たかりとも言うが)

  • by Anonymous Coward on 2018年09月23日 3時41分 (#3485584)

    奢る男の行き着く先は、いわゆる「トロフィーワイフ」というやつですね。

    「トロフィーワイフを捕まえた俺すげー」という自尊心を満たし、トロフィーワイフに投資して彼女の格が上がれば、それに連動して夫である自分の社会的評価も上がるという。
    まさにZOZOTOWNの前澤社長と剛力彩芽氏のことだなぁ。

  • by Anonymous Coward on 2018年09月23日 15時10分 (#3485726)

    いっしょにデートに行く相手なんていないから考えた事もなかった。
    リア充は悩みが多くて大変なんだな・・・

    • まあ、基本的には深く考えずにおごっちゃった方がいいですよ。

      私は(かなり失礼なのは承知の上で書くけど)、感じが悪かったり容姿がイマイチだったりと、マイナスと思える相手ほどとりあえず出すってことにしてます。「今回は御縁がなかったということで、ここはひとつこれでお納めください」みたいな感じ。

      # うーん。炎上しそう。

      --
      LIVE-GON(リベゴン)
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2018年09月23日 15時35分 (#3485738)

    旧来は養える証として奢るのが権利であり義務

    現代では
    共働き・女性の権利拡大後も
    女性の既得権益を犯してはならないので
    奢るのが義務

    相手方が自立心旺盛な女性であっても
    確かに自立できる社会基盤は未だ整備の形骸化は否めないので
    さり気なくやんわりとこちらが持つよう持っていくのが義務

    # 例外は常に存在するけどね

  • by Anonymous Coward on 2018年09月23日 17時27分 (#3485768)

    『金の切れ目が縁の切れ目』という言葉を思い出した。

    そういう関係って、本質的なところで
    売春とどこまで違うんだろう。

  • by Anonymous Coward on 2018年09月23日 19時56分 (#3485837)

    お上の定義では立派なDVです。
    男女同権時代に男だけが払うのが当たり前は前時代的と言わざるを得ない。

    https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201411/1.html [gov-online.go.jp]
    >経済的圧迫
    >デート費用など、いつもパートナーにお金を払わせる

    • まあ、そういう、出るとこ出て判決が必要なパターンにおいては、特に異論はないです。

      思春期とか青くさかった頃は割と真面目に男女同権を考えて、男だけが払うのはおかしいと思ってたけど(今でも別に当たり前だとは思ってない。結局、ケースバイケースとしか言えない)、自分と同じことを他人が主張している姿を見たときに、「あー、これを言ってる姿って全然イケてないわ」と冷めた経験があります。多分、女からモテないだけじゃなく、男からもモテなくなる。

      さらに別の側面。まわりの男もそれを諭すんじゃなくて、「そうそう。おごらなきゃいけないなんておかしいよな」などと話を合わせたりする。けど同意してるんじゃなくて、そうやって勘違いさせることで恋愛競争のライバルを減らす(そんなこと言ってる奴はモテないから)という目的の狡猾なタイプもいて、何が正解かは分からんところであります。

      --
      LIVE-GON(リベゴン)
      親コメント
  • 完全にオレオレ学説ですが、、

    殆どの哺乳動物は胎生で、哺乳動物の雌は妊娠期間中の運動能力
    ≒生活能力≒生存能力の低下が、胎生でない動物より著しい場合が多い。

    そうすると、このハンデを補ってくれる存在--妊娠・出産を伴うから多くは番
    --のサポート能力やサポート意欲は、自分や子孫の生き残りにとって死活問題。

    すなわち、
     ・サポートしてくれる番=雄を得た雌は子孫を残す確率が上がる。
     ・同様に雌サポートをよくする雄は子孫を残す確率が上がる。

      --勿論、社会やコミュニティー、群れ でサポートという手もあって
       実際そうした例も多くあるんでしょうが、群れなす割りには個人主義的な
       人間という動物は上の例に当てはまり易いんじゃないかな?

    子孫を残す確率≒自然選択の結果として
     ・雌は、奢ってくれる雄を好み番になろうとする
     ・雄は、雌に奢ることで番に選ばれるようにする
    という本能みたいなモノ≒潜在意識?
    が形成される。

    デート、カップルに限りますがね。
     社会制度や習慣、男尊女卑社会の負の遺産?な要因は、まあ色々あるんでしょうが
    そうした色々にはみな
     背景に、こうした本能・洗剤意識が下敷きにあると、私は思っております。

    • by Anonymous Coward

      >  洗剤意識が下敷き

      浄化されそうですねw

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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

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