秋葉館で内蔵バックアップ電池を購入。９８００円
日曜日に問い合わせたときは在庫３個と言っていたのに。最後の一個だった。あぶないところ。
　まず、キーボードを取り外さずに、裏面からだけで交換できないかと思ったが、　DVDドライブが非常に強く粘着テープで固定されているようすで、あまり見えない状態で引きはがすとフレキシケーブルを壊しそうなので、アップルのサービスマニュアルどおり、キーボードを外して、表面からDVDのダストカバーシートをはがす。こちらからでも粘着力が非常に強いため、こちらからでもとてもはがしにくい。フレキシケーブルを壊さないように、慎重に作業。
　もう一度裏返して、　DVDドライブを外す。なぜか、小さなゴム部品がぽろりと出てくる。ひとつはゆがんでいて、そもそもきちんとはいっていなかった様子。電池も強力に粘着していたが、むりやりはがし、買ってみた新品と交換。ねじも余らずに、まずはバッテリー抜きで起動を確認した。
　そのあと、バッテリーも、無事に充電できることを確認。一応、回復した。
　交換した内蔵電池を開いてみると、単に３Vのボタン電池を４つつないであるだけ。２個ずつ並列にしたものをさらに直列につなぎ、プラス側から赤い線、マイナス側から黒い線、中間から白い線が出ている。
　使われているボタン電池は、Panasonic VL2330。検索すると、リチウムバナジウムの２次電池。鈴商や現品ドットコムなどで数百円で手に入る。PC９８でも使われていて、Bit Inn でも数百円で買えるらしい。これ４つで9800円とは、ずいぶんいい商売である。（米国の通販でも＄７０ぐらいの値段がついているので　別に秋葉館が暴利をむさぼっているわけではないのだろう。）
　これをわかっていれば、４つVL２３３０を買って、線を繋げばよかった、ということになる。
　結局、この不具合の修理方法として、
1. アップルの修理センターに依頼。一律54000円
2. アップルストアで修理してもらう。内蔵電池交換で 17000円。
3. Powerbook用内蔵電池を購入して自分で交換。9800円
4. VL2330を４個購入して自分で配線、交換。2000円弱。
という４種類があったことになる。
一番安い方法ではできなかったが、まあ、よしとしよう。