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takehiko.wakayama.mの日記: 笹まくら

日記 by takehiko.wakayama.m

丸谷才一の『笹まくら』(新潮社)を読みました.
JANJANあたりで紹介してて,気になってAmazonで買った本です.

文庫本ですが400ページを越しています.

過去(太平洋戦争)と現在(昭和40年ごろ)を行き来して,
「~だけれども。」で文が終わってたり,
心象描写が半ば雑然としてたりしましたが,
まあ言いたいことは分かりました.
解説を読んで,全体像がつかめました.

真ん中あたりに,学生新聞の中で,主人公を支援するどころか
貶めている談話があり,読んでて主人公の気持ちに---まさに
愕然としました.
それからまた読者に戻って,自分はいろんな形で文章を書くのが
好きであり,時には仕事として書かないといけないことがあり,
注意して書かないとと強く感じました.

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物事のやり方は一つではない -- Perlな人

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