akiraaniの日記: 第10回MMD杯投票期間終了、そしていつもの薀蓄
昨日の21時で投票期間が終了しました。一応土曜日の昼ごろまでには全作品のチェックが終わり、日曜の朝にコメントつきでのマイリスト投票は完了しています。
今回投票したのは全参加772作品中、195作品になります。以前は半数近くの作品をマイリス投票してましたが、今回スケジュールの問題もあって、以前より厳しめに絞ることにしました。
全体的な感想ですが、今回も力作がいっぱいありましたという感じですかね。MMEが定着した第7回以降、技術的には行き着くところまで行きついてしまった感があって、丁寧に作られている作品であれば、素人目にみてわかる技術的進化ポイントはもうほとんど残ってません。まあ、細かいところではモデルのボーン構造の進化やら、新たなMMEの追加やらでいろいろ恩恵を受けてはいるはずなんですけどね。
今回特にポイントになると思ったのは、声ですね。MMDドラマ作品は字幕が基本、まれにトークロイドでセリフを当てている作品があるといった感じだったんですが、何らかの形でセリフがついている作品というのがどんどん増えていってます。
一つはVOICEROIDや棒読みちゃんを利用した作品。定番のゆっくりボイスsoftalkをはじめ、ことインターネット者のVOICELOIDシリーズである弦巻マキ(通称民安ロイド)、VOCALOID3になって追加された結月ゆかり、東北ずん子など、バリエーションが増えることでキャラ同士の掛け合いができるようになっていたりします。
さらに、声優部のコミュニティとのコラボ作品がちょくちょく見かけるようになりました。少し前から、MMDのドラマ作品に声部の人たちがアフレコしてマッシュアップするというケースはいくつかあったんですが、最近になって最初から声優部の人たちに声を当ててもらっている作品が登場し始めています。
ドラマ作品は声があるだけでいきなり完成度がめちゃくちゃ上がるので、声付きの作品というのは今後大ブレイクの可能性を秘めているのではないかと思います。
もう一つ、個人的に注目したいのが、MMDオリジナルのモデルの増加です。VOCALOIDやUTAU、東方、アイマス、アニメキャラなどの元ネタが別にあるキャラクターではなく、MMD内で初めて登場した、つまりMMD生まれのキャラのモデルがだいぶ充実してきていることです。
比較的古くからあるレア様をはじめとしたかにひらシスターズに加え、PMCAでのバリエーションで男性女性さまざまな年齢層のキャラがいるモブ子シリーズ、最近になってセルシアナ嬢、ミルフィーユ・スフレなど個性ある魅力的なキャラも増えてきていますし、さらにはこんなイベントが開かれることになっていたりします。
これらのオリジナルモデルを主役に据えた、一次創作作品が今回のMMD杯にもいくつか登場しています。
というわけで、役にも立たない無駄な薀蓄でした。
詳しい作品紹介はまた閉会式(3/9 21時予定)が終わってからしようかと思います。
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