So-net、下り最大2GbpsのFTTHサービスを発表関連でいろいろ思い出したことがあったので、日記で与太ろうかと……。

ちょうど4年ほど前に通信サービスの必要十分なんて日記を書いていたりする。

ところで、モバイル通信の速度に関してだが、XGPが全国展開する頃にはちょっとした転機を迎えるのではないかという気がする。
というのも、一人暮らしを中心に、自宅の固定回線を一切なくして高速モバイル通信サービス1本に絞るという使い方が増えていくのではないかと思うのだ。

期せずしてというか、私自身がその半年後にこれを実践する羽目になったわけですが……。
ネット回線が無線になって3年半ほど経ちましたが、いまだに便利に使えていて不便はほとんど感じたことがありません。まあ、速いに越したことはないですが、動画配信程度なら特に問題はないですね。

4年前、ホビーユースの高速通信需要はそろそろ頭打ちになるのではと予想しましたが、まさしくその通りになっている気がします。
スマホ、タブレットの台頭に伴って、無線通信の高速化需要は確かに大きく伸びてはいると思いますが、1回線あたりに必要な速度は完全に頭打ち状態になっていると思います。

ただ、それらを無線サービスに統合して使うというスタイルが定着したかというと、そこはまだまだという状況かなぁ。平成23年版 情報通信白書を見ると、高速無線サービス(BWA)の利用者はブロードバンドネットサービス利用者中の２％弱しかない。一時期テザリングなんてワードが話題になることは多かったですが、最近あまり聞かなくなったし、高速無線サービスにネットワーク接続を一本化するという発想は今のところ一般的ではないようだ。

一日数時間以上ニコニコ動画を見ている超重量級ヘビーユーザーである自分がWiMAXで不便を感じてないんだから、一般的なライトユーザーなら光なんて無用の長物もいいところなんじゃないかと思うわけですが……。