akiraaniの日記: 土用の丑の日はウナギ業界の記念日商法 4
これ、一般常識(雑学)としてどれくらい広まってるのかはわかりませんが、なんとなく時節ネタになりそうなので薀蓄。
Wikipedia:土用の丑の日より引用
通説(平賀源内説)
鰻を食べる習慣についての由来には諸説あり、讃岐国出身の平賀源内(1728年 - 1780年)が発案したという説が最もよく知られている。
それによると、商売がうまく行かない鰻屋が、夏に売れない鰻を何とか売るため源内の所に相談に行った。源内は、「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めた。すると、その鰻屋は大変繁盛した。その後、他の鰻屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したという。
他にもいくつか説があるようですが、江戸時代にウナギ屋が土用の丑の日をキャッチコピーとして利用したというところまでは間違いないようです。ようするに土用の丑の日というのはクリスマスやらバレンタインと同類の記念日商法であるということですな。
もともと、土用の丑の日には「う」のつく食べ物を食べると健康に良いという俗説があったようです。土用の丑の日は年4回あり、特に冬の土用の丑の日は季節がら体調を崩しやすいことから生まれてきた言い伝えなんだと思います。
本来ウナギの売り上げが落ちる夏場にウナギを売るにはどうすればよいかということで頭をひねったウナギ業界が、夏の土用の丑の日を利用すればいいんじゃないだろうかと思いついて、それが大当たりしたのが現在まで風習として残っているということですね。
ウナギの旬というのは冬眠にそなえて油を蓄えている冬なので、本当にうまいウナギを食いたければ夏よりも冬の土用の丑の日あたりに食うのが良いのではないかと思います。特に、高級料亭とかで天然ウナギを食べる場合、間違いなく夏よりも冬の方がうまいものが食えるはずです。
みたいな話を通ぶって話すとウナギの話題になった時に食わない言い訳に使えるのではないかと思います。高いですしね、ここ最近。
まあ、牛丼チェーン店やコンビニ弁当とかではウナギは夏にしか販売してないので、庶民はこの季節に食べに行くしかないですが……。とりあえず、ザ・どんで丼もの食べるともらえるクーポンを10枚ためて1500円のうな丼を食べるために、麦とろアジ丼とか食べに行きますかね。
不買運動 (スコア:1)
一市民が不買運動なんかしたところで意味はないってのは分かっちゃいるんですが、
それでも絶滅を少しでも防ぐためにウナギはもう食べたくありません。
一人以外は全員敗者
それでもあきらめるより熱くなれ
不買運動とまでは言いませんが (スコア:1)
今は高いので、コストパフォーマンス的に食べたいと思いません。
土用の丑だとか節分にアレとか一切関係無しなので私。
高いままなら資源保護に協力します。(つまり食べない)
しかし安くなれば食べるでしょう。好きですから鰻蒲焼。
業界側が「絶滅するまで激安で売る」と決心したのなら、
私も絶滅するまでは食べたいものを食べるだけです。
Re: (スコア:0)
数が少なくなれば値上がりすることで自然と消費にブレーキが掛かるわけですね。
「もう食べたくありません」とかやせ我慢するよりよっぽど資本主義的に健全。
Re: (スコア:0)
あーそれがですね、
資本主義的に言うと、数が減って値上がりすると、
資源管理を本気で考えない場合、
「値上がりしたから他人が取る前に俺が取り尽くす」
という方向に走るわけです。
値上がりしたらコストかけても、たとえ取締の目をくぐるリスクを負っても、取ったほうが儲かるんですから。
値上がりしてもブレーキどころかアクセル全開になるのが資本主義的。
なのでまあ、過激な反対運動も理解できなくはないのです。賛成はしないけど。