akiraaniの日記: 最近のMMDドラマの傾向
ここ最近、MMD動画の視聴が追い付かない日々が続いてます。まあ、理由はと言うとここ1カ月ほど閃の軌跡2を優先してて見る時間を削ってたからなんですが……。
それを差し引いても、見ている作品の数がここ半年くらいで増えているのは確実。理由はと言うと、たぶん艦これです。
艦これと言えば、スラドでは世界的には売れ行きの芳しくないWindowsタブレットが日本で売れまくっている理由なんかで話題になってますが、MMDの世界でもなんというか大繁盛しておりまして、第12回、第13回のMMD杯でもマイリスト数の多い作品にものすごい勢いで艦これ関連作品が登場していたりします。
特に、ドラマ作品での作品増加が顕著で、MMD関連作品のランキング動画常連のMMDドラマシリーズが複数存在します。ダンスPV系の艦これ作品もあるにはありますが、ドラマ作品の比率が他のMMDジャンルより頭一つ抜けて多い気がします。
パッと思いつくシリーズだけでも、辺境ちんじふ騒動記、暁型四姉妹の日常、夕張日和、大正義シリーズ、ほっぽちゃんのいる鎮守府、艦これMMD(cortさんのシリーズ)、艦さか、異世界提督、うちの敷波さん……他にもまあいっぱいあります。
正確な数字を見たわけではないので、単なる実感ですが、ほかのジャンルのMMDドラマ作品が減ったというわけではなくて、艦これMMDドラマが大幅純増しているという状況ですね。
艦これという題材はたぶんドラマが作りやすいんだと思います。わかりやすいて遠慮のいらない敵がいて、艦これ内のメインキャラだけで人物相関関係がほぼ完結していて、それらのモデルがほとんどそろっていて、それでいて「提督」という形で外部からキャラを引っ張ってくることもできる。東方キャラやボカロキャラが提督役で登場する作品なんてのも結構な数あったりします。
おそらく「キャラは立っているが、本編にストーリーがほぼない」というのがポイントなんでしょうな。東方二次創作が流行ったのもたぶん似たような要素があったと思うんですが、艦これの場合東方シリーズよりもさらに原作ゲームのストーリー要素が希薄ですし。
このあたり、いろいろ掘り下げてエンタメ論的に分析してみても面白いんじゃないかと思います。
で、まあボカロや東方作品にも相変わらず力作はけっこうあって、キャプテン・ムラサのスタートレックとか本家トレッキーに見せても自慢できそうな映像クオリティだし、MMDドラマの中ではかなり初期の作品であるVOCALOID Conflictシリーズやボカロ魔ジックシリーズなんかも最近になって新作が上がってたりと、ここ一カ月だけでも個人的注目作品が目白押しです。
そういえば、Ledさんの師匠シリーズも相当な力作MMDドラマ作品でした。いわゆるキャラもの二次創作ではなくヲタアニメのキャラクターなどの背景知識とかなくても楽しめるので、アニメとかゲームに疎い人にもお勧めの良作です。
しかしまあ、見てるシリーズだけでいったいいくつあるのやら……。時間足りなくなるわけだ。
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