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日記

akiraaniの日記: 閃の軌跡2、いろいろ感想とか

日記 by akiraani

参考:閃の軌跡2、クリア&雑感

閃の軌跡2、3周してようやく全部の実績コンプしました。というわけで、一通りシステムやら世界観もつかめたと思うので、あらためて感想とか。

#ストーリーについてはネタバレになる可能性もあるので最後に回します。一応配慮はするつもりですが。

 今回モーションの進化がすごかったですな。前作ではイベントシーンでのモーションも通常戦闘とまったく同じだったり立ち絵同然だったりでイベントムービーは間延びした印象がぬぐえなかったんですが、今回はそのあたりが大きく改善されてました。
 メインストーリーの合間に挟まるイベントシーンはもちろん、絆イベントでもほぼすべてにイベント専用のモーションがつけてあり、複数のキャラが接触したりする調整の難しいモーションもかなりありました。
 ファルコム近藤社長曰く、イベントシーンのスクリプトって一番手間がかかる部分らしいんですが、開発期間1年でよくもここまで進化させたものだなぁと。

 戦闘バランスについては、オーバーライズやらロストアーツやら、いろいろ強力な新システムが搭載されて戦術的な選択肢が増えたこともあって、きちんとやり込むと難易度はさほどでもなかったです。
 ただまあ、一番強力だったのはやっぱダメージ倍率系のクォーツの重ね掛けですなぁ。
 今回倍率要素があるのは一部のマスタークォーツ、戦闘初回時のみボーナスのあるクォーツ(覇道、冥皇)、レベル差ボーナスがつくクォーツ(瀑布、革命)、戦闘中の能力ブースト効果(食べ物、アーツ、クラフト)、クリティカルボーナス、リンク7レベルでのオーバーライズ時のボーナス、リンクパートナー能力(アーツのみ)のあわせて7種類。
 まあ、全ての条件をいっぺんにそろえるのはなかなか難しいですが、すべて累積するのでうまくやれば前代未聞の大ダメージが出ます。

 ちなみに、うちの一軍は打撃組がフィーとラウラ、アーツ組はエリオット、エマでした。
 フィーは斬突射の3種類のフィールドアタックの仕掛けが遠隔で解除できるので、相変わらずダンジョンでは重宝します。あと、マスタークォーツに回避ボーナスのないものを使っても回避が100%にできるのがでかいです。ムラクモに逆鱗つけて回避無双するとえらいことになります。
 ラウラはとにもかくにも一撃の火力。タウロスと倍率系クォーツを重ね掛けして、能力ブーストからのSクラフトがバランス崩壊級に強力で、うまくはまれば中ボス戦ですら一撃で落ちることも。あと、フィーが唯一対処できない剛の仕掛けを解除できるのもポイント。
 エリオットはアリエスと相性が良かった。アリエスはEP消費を気にしなくてよくなるので天帝珠の代わりに熾天使とかを付ける余裕があったし、Sクラフトも回復系なので、攻撃も回復も両方面倒見れます。
 エマはミラージュとの相性が良くて、アーツ火力がすごいことに。幻系のアーツはきかないモンスターがほぼいないし、ボス戦でも雑魚戦でも安定してます。あと、エリオットもですが解析クラフト持ちというのが一周目ではかなり重要。

 その他、知っておくとちょっと戦闘が有利になる小ネタ
・闘魂ベルトなどの戦闘中のCP回復アイテムの効果が累積するようになった。フォースのマスタークォーツの戦闘中のCP回復効果とも累積する。
・アーツ硬直時間を0にできなくなったが、その代り大型アーツの詠唱時間が短くなってアーツダメージでEPが回復するアリエスの恩恵が半端ないことに。
・瀑布、革命は打撃だけでなくアーツダメージにもボーナスが入る
・リィンのクラフトの騎神召喚はCPではなくEPを消費するが、アーツゼロボーナスではEP消費が0になる
・カレイジャスの訓練室の戦闘は開始時と終了時にHPとEPがフル回復するのでロストアーツ打ち放題。あと、Uマテリアルを必ず落とすので、二周目のゼムリアストーンの欠片稼ぎで便利。ただし経験点は入らない。
・回避からの反撃でもクリティカルするとリンクアタックが発生するので、回避特化フィーに逆鱗をつけておくとラッシュやバーストがあっという間にたまる

ストーリーとか世界観について

 まあ、軌跡シリーズはまだまだ終わりません、ということみたいですな。トールズ士官学校編は完結してますが、時系列的にはクロスベル編のちょっと後までしか進んでません。碧のエンディングでは帝国にいったん占領された後、2年間のレジスタンス活動があったと語られてるし、幻焔計画もまだ途中のまま。
 教会方面からの本格的な介入も今後ありそうだし、それに絡んで帝国解放戦線幹部に一人だけ生き残りが閃の軌跡2のラストを受けてどう行動するのかも気になります。他、今回ほぼ顔見せだけだった貴族連合側の豪傑連中も今後の帝国西部のエピソードで活躍の場がありそうだし、黒の工房がらみの話や卒業後の各メンバーの立ち位置など気になるところは帝国内部だけでもまだまだあります。
 次回作として暁の軌跡というオンラインRPGタイトルの情報が出てますが、その前に空の軌跡3rd的な感じで帝国編補間のための外伝が出るのかも……。

 それにしても、翡翠の公都がアイアンブリードの伏線だったとは……。レクターがかかし、ミリアムがライオン、クレアがブリキの木こり、そしてオズボーン自身がオズの魔法使いと、オズの魔法使いをモチーフにしているということはわかってたけど、まさかまだ関係者がいるとは思わなかった。もしかして、今後ドロシーに絡めたキャラも出てくるのかなぁ。そういえば、ドロシーという人のよさそうなメガネキャラがリベールにいましたな……いやまさかねw

 共和国に教会に結社にと、軌跡シリーズが始まった時点である程度設定ができていたはずなのにまだ語られていない勢力も結構あるわけで、本当に壮大な物語世界ですな。

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typodupeerror

計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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