参考ストーリー：
月額1,980円のデータ通信無制限の高速定額SIMが登場
ドコモのLTE回線を月額2480円、速度制限無しで使えるMVNOサービスが登場
参考日記：キャリアの通信制限の閾値はない方が良いかもしれない

このあたりの話題が出るたびに「こっそり制限かけるつもりに違いない」「落とし穴あるからダメだ」みたいなコメント出てますが、正直な話、使う側として3日1G超すと200kbpsみたいな制限をかけられるくらいなら、混雑した場所だと累積使用量に関わらず500kbps制限とかの方が圧倒的に使い勝手いいんじゃんと思うわけですよ。
　大画面のパソコンや大型タブレットで動画見るなら5Mbpsは確かに欲しい場合があるが、スマホみたいな小っちゃい画面にイヤホンでそんな重い動画を見る人がどれくらいいるのかがそもそも疑問なわけで……。さらに言うなら、それ本当に人が密集してる場所で見る必要があるものなのか、と。
　まあ、「俺はそれくらいでないと我慢ならん」って人はいるとは思いますが、もともとフル速度とかまず出ないベストエフォートサービスに何を求めているんだろうなぁ、という感じ。

　そもそもの話をすると、現在のLTEの最高速度って、スクーターに100馬力のエンジンを積んでる、くらいのアンバランスなものだと思ってます。普段30km/h制限の道を走るバイクにそんなエンジン付いててもしょうがないのと同じで、3Mpbsより先の速度ってモバイル用途ではぶっちゃけいらないよね、と思うわけです。
　速ければ速いに越したことはないというのはまあ確かにその通りかもしれないが、3日で1Gなんて制限があるくらいなら、平均1Mbpsとかの方が個人的にはうれしい。

　最近で出した低価格無制限MVNO系がそういう動きをするなら個人的には歓迎する。モバイル用の回線費用が浮くようなら乗り換えてもいいと思っている。
　一つ懸念事項があるとすれば、現状チキンレースになっていやしないかってことですな。客が集まったならそれなりに回線は増強してもらわないといけないわけで、安売り競争が過熱するあまり回線追加購入に回せる金がなくて1Mbpsのはるか下の速度しか出ないなんてことにならないかが不安。
　うーん、年縛りの途中解約料金を払ってまで乗り換えるのはまだまだ不安だし、しばらくは様子見かなぁ。