やはりPRO RACEよりは柔らかい。
ゴムのコンパウンドで走るのがPRO RACEとすると、GP4000はタイヤの撓みが解る感じで、よりチューブラーに近い感じ。

まあ、それは反応がちょいと遅れるって意味では有る。
PRO RACEは切り込み時に即座に反応してくれる素早さがあった。
が、GP4000は一瞬（と言うほどでもないけど）タメを感じる。

かといってそれではGP4000がダメかって言えば、そうとは思えない。

逆にそれが路面からのインフォメーションを雄弁に語ってくれるのも確かだから。

確かにPRO RACE系は速いんだけど、インフォメーションに乏しく「気が付いたら飛んでいた」って人も居る。
そういう人にとっては、GP4000は「飛ぶ前に判って戻して踏ん張れる良いタイヤ」かも知れない。

因みに、柔らかさが踏み出しの重さにも感じられるので、PRO RACEからの乗り換えの場合は空気圧は高めにした方が違和感は無いかも。

そういうタイヤなんで乗り心地も良いし、普通に使うなら外れない一本かも知れない。