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QwertyZZZの日記: 思ったより良かった

日記 by QwertyZZZ
B社の09モデルの試乗をして来たが、思ったよりも良かった。

今の主力モデルCT-11Cにしても納得の出来る出来で、タルさの残る他者のコンフォート向けのフレームと比べれば十分に「走る」フレームだったと思う。

しかし、敢えて言えば「それだけ」のフレームだったってのも確か。
確かにカーボンモノコックではあるが、実際、アレがアルミで有っても特に違和感が有るものでも無かった。
ある意味「カーボン製で必要十分の強度を持たせた」だけのフレームだったから。

けど、今度の新型。これは良い。

乗り出し直は、「ちょっとタルい?」と思ったけど、イロイロ走り方を変えていくと、重い時もある。けれど、フレームが後押ししてくれる感触を感じるように走れば、思ったよりも速く走れるってのに気がついた。

平地でも加速時にはちょっと回転に切れを付けて回せば、スムーズに回らないトコロをフレームが埋める感じで、等速なら兎も角、加速時にはスムーズさが抜ける人でも良く伸びる。

急坂であっても、ダンシングのタイミングをウィップの返りと合わせる様に走れば、思うより楽に登れる。
つまり、カーボンの弾性を生かして更に「走る」様に傾向付けがされているって事。

今までではちゃんと「味付け」されたカーボンフレームで一番安いのは、アンカー・カーボン程度だったけど、20万以下の値段であの乗り味であるのであれば、なかなかに立派だと思う。
ウィップを生かす構成でありながら剛性もきちんと出ていて、ヘッド周りやBB周りは更に強くなっているかも。

B社は廉価なカーボンモノコックのフレームでは先駆けではあったが、近頃は追従するメーカーも多い。

であっても、同価格帯フレームとして見たら、ある程度追いつかれたのを再度引き離す事に成功したフレームと思って良さそうだ。

個人的には、設計の古い(けどモノは十分に良い)DE ROSAのAVANT辺りと比較しても、価格ではなく乗り味で選択する価値の有るフレームだと思う。

09カンパは、やっぱ名称をズラしたと思うべきなんでしょう。
ケンタウロって言うよりもモノは08のベローチェだった。
ただ、ブランケット形状は09より握りやすくなっていた。
でも、気に食わない事に、シフトダウン時のクリック感が無くなっていた。
まあ、シマノと同様って言われればそんなもんなんだが。

ホイールは同社のカーボンディープリム。これは16万5千円って事だけど、十分良いホイール。
只、在りモノで組まれていたので、シマノの9Sスプロケットでカンパ10Sをドライブしていた。

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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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