…で検索するとその通りの記事がいーっぱいヒットするのだけど、機能的には
　RTM ⊂ Notion
である。大きさで言うと RTM ＜＜＜ Notion みたいな印象。

RTM が GTD 的タスク管理に特化しているのに対し Notion はかなり自由度の高いデザインで、同じデータをリスト，ボード（ノード），テーブルのビューで表示することができる。
さらにそれらを用いたモジュールを自分で追加していくことができる。
そのためタスク管理だけでなく、スケジューラ，カンバン，日記，フリーメモ（作文），プロセス管理（チーム管理）まで、若干の工夫で多彩な用途に対応できる。
従って「単体では」単純比較が成り立たず、互いを乗り換え先とすることもできない。

長らく RTM を使っていて自分の目的には操作コストや情報密度がちょうど良く感じているが、サブタスクに沿って検討・試行錯誤する（思考をまとめる）場合には他のツールやメモ帳・方眼紙などを併用している。
今回 Notion を試用してみて　〜 と言っても個人利用にはフリープランで十二分のことができるが 〜　、その点を同じソフトウェアの中である程度補うことができるのが良かった。
タスクにメモを追加する際、リアルタイムビュー（直接入力）の Markdown が使えるのも素晴らしい。
またキー一発でコマンドや AI による文章補完を呼び出せるのが面白く、かつ超速入力を可能としてくれる（コマンドは全角入力モードでも呼び出せる）。

反面、RTM の方が良いと感じるのは、

• タスク管理に特化しているが故の手軽さ、明快さ。特に入力・編集の手軽さは特筆モノ。
• サブタスクをかなりの階層まで（仕様不明）入れ子にできる。Notion は 1 階層のみ。
• 定期タスクの設定に手間がかからない。

あたりだろうか。

という訳で、RTM に将来的な機能追加検討の要望を送ってみた。
タスクノートで書式設定を使えるようにしてほしい、可能ならリアルタイムビュー式の Markdown，LaTeX (MathJax)，Mermaid・PlantUML などが使えると良い。
よろしくね、ボブ。のんびり待ってるよ。