マンチキンとゆーゲームの解説をしてみたいので、してみる。

　このゲームは、ダンジョンアタックをして宝物を集めてレベルを上げるカードゲームである。
　ゲームで使うカードは宝物カードとダンジョンカードの二種類。宝物カードはほとんどがアイテムで、装備すると戦闘が有利になる武器防具や使いきりのポーション、財宝だったりする。ダンジョンカードにはダンジョンで遭遇するモンスター、呪い、クラスや種族を示すカード、その他イベントがある。クラスカードと種族カードは場に出しておくと特殊能力が使えるようになるぞ。ただし特定モンスターに弱かったりとデメリットもあるので気をつけよう。

　プレイヤーは自分の順番になると、まずダンジョンアタックを行う。具体的にはダンジョンカードをを引く。このとき引いたカードがモンスターなら戦うことになり、呪いなら自分に降りかかる
　モンスターと戦った場合はそこでターン終了となるが、それ以外の場合はもう一度行動できる。手札のダンジョンカードの中からモンスターを出して戦うか、もう一枚ダンジョンカードを引くか。二度目に引いたダンジョンカードはモンスターでも呪いでも自分の手札になる。

　で、このゲームの肝になるのが戦闘。現在のレベル＋アイテムや呪いの修正がモンスターレベルを上回れば勝利、以下なら逃亡判定を行う。逃亡判定に失敗するとレベルを下げられたり溜め込んだ宝物を失ったり死んだりする。勝利した場合は、モンスターの種類にかかわらずレベルが一つ上がり、さらにモンスターカードに書かれたボーナス(たいていは宝物をいくつか)を得る。
　で、これだけなら話は単純だが、戦闘中に他のプレイヤーから邪魔されたりするというか、たいてい邪魔される。例えば、2レベルの吸血コウモリが17レベルの古代の大きな吸血コウモリになったり、突然呪いが降りかかったりする。逆に、勝つともらえる宝物を譲るなどの条件を提示して、交渉が成立すれば一人だけ助っ人を頼むこともできる。ちなみに、助っ人は戦闘に勝利してもレベルは上がらない（ただしエルフを除く）。
　意地の悪い……もとい、プレイングの上手なプレイヤーなんかだと、邪魔をしておいて助けてやるから宝物をよこせなんてことを言ってきたりもするから要注意だ。

　また、レベルを上げるのに必要なのは戦闘だけじゃなくて、宝物を売却してレベルを上げることもできる。合計金額が１０００＄ごとに１レベル上昇する。また、宝物カードの中には単体でレベルが上がるカードもあったりする。

　そうやってレベルを上げていき、一番最初に１０レベルになったプレイヤーの勝利だ。なお、アイテム売却や宝物カード、モンスターやクラスの特殊効果ではレベルは９までしか上がらない。１０レベルになるためには戦闘に勝つしかないので注意。

　また、ゲーム以外の分でも、カードのガジェットもいかにもマンチキンらしくて楽しい。１１フィート棒が両手持ちの武器だったり、都合のよい計算間違いでレベルが上がったりする。(GMの恨みを買わないという意味で)手軽にマンチキンプレイ？を楽しむことができるだろう。



　……なんかFAQ見てると、勘違いしてたルールがいっぱいあるなぁ。特に１０レベルになるのは戦闘に勝利した場合のみってのは見落としてた。