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akiraaniの日記: ネットラジオの話

日記 by akiraani

 テレビアニメの番組改編にあわせ、アニメ系ネットラジオもプチ改編です。というわけで、アニメ新番組はおいといて、これに続いてラジオ新番組の感想。
 それが一段落したので、改めて今期の注目新番組と、好きなパーソナリティについて語ってみたいと思う。

おどろき戦隊モモノキファイブ

 ラジオ関西の番組ですが、アニたまドットコムでネット公開している分を聞いてます。パーソナリティはニコニコ界隈では「先生」「天才」と冠されているあの中村繪里子とけいおんの秋山澪役で一躍有名になった日笠陽子。
 番組内容はというと、まあとにもかくにもハイテンションの一言。脱力系のご当地ヒーローやどうでもいいローカルニュースに怒涛の突っ込み連打をぶちかますさまはある種爽快ですらあります。
 ひよっち(日笠さんの愛称)がラジオ初めてということでアイマスレディオとかで経験のある中村先生が引っ張る形かと思いきや、なかなかどうして芸人根性も突っ込み能力も相当なもので、ミンゴス&えりりんに迫ろうかという勢いの超強力タッグになってます。
 あ、中の人と演じてるキャラが切り離せない人は、秋山澪のイメージを崩したくなければ聞かないほうがいいかも。いや、それは中村先生も同じなんですが、こっちは今さらですしねぇ……。

ぶるらじ

 もうすぐコンシューマ版が発売予定のアーケード対戦格闘ゲーム「ブレイブルー」のラジオ番組。パーソナリティはメインキャラ2名+コンシューマ版のドラマパートキャラの中の人、杉田智和、近藤佳奈子、今井麻美の三名。
 ニコニコ動画のアークシステムワークス公式チャンネルで公開されており、公式のままニコニコ動画上でコメントをつけることができる。また、音声だけではなく、中の人が演じるキャラの絵が表示され、ラジオの内容にあわせて動きまくりというニコニコ動画を極限まで活用した番組になっている。
 誰が相手でも隙あらばオタネタを垂れ流すというあの杉田節が炸裂しまくっている中、それに食いつきつつ番組を回すという離れ業をミンゴスがやってのけ、案外芸達者な近藤氏が普通の人代表的な立ち位置で緩急のメリハリつけるという、なかなか完成度の高いコンビネーションを第一回から披露。
 番組単体も飲み食いが危険なほど面白いのだが、ニコ動上でコメントがつけられるのでさらにすごいことに。バックナンバーもあるので格ゲー好きなら必見。

良子と佳奈のアマガミ カミングスウィート

 音泉で公開されている美少女恋愛シュミレーションゲーム、アマガミの番組。
 ギャルゲーの宣伝番組のはずなんですが、パーソナリティが新谷良子と阿澄佳奈の二人な上に、ディレクターがおなじみの長田さんなので暴走してもむしろそれに乗っかってくるので、萌えそっちのけでかなりフリーダム気味なお笑い番組になってます。
 新谷良子がツアー中で忙しかったときに両者の都合がつかず別取りだった回に、それぞれ別々に収録しているのにあたかも二人トークしているかのように見せかけるという離れ業も披露するなど、コンビネーションもばっちり。
 まあ、ゲームの方も実は相当とばしているようで話を聞く限りでは話題満載らしいのですが、なんせパーソナリティのどっちもキャラクターが濃いので番組としてゲームの話しててもゲーム知らなくても楽しめる不可思議なラジオです。

まあ、今期始まった中でのお気に入りはこの三つかな。特に最初の二つは超面白いですので賛同者募集中。あとは、きれいなミンゴスが聞ける今井麻美ののSSGとか、おっさんホイホイ全開のアニゲラとか、相変わらずモモーイ節全開のハイラジとかがお気に入り。

 で、好きなパーソナリティについてもせっかくなので簡単に。いつぞやに語ったことがない人について。

男性

杉田智和
 誰が相手でも本当に隙あらばマニアックなネタを仕込んでくる生粋のカオス系ネタ師。ネタについてこれる人が相棒になるともんのすごい勢いでトークが回り始めるが、いかんせんマニアックなので人を選びます。だが、それがいい。

白石稔
 体を張った芸から物まねまでこなし、本当は声優なのに京アニの人やらねとすたの人にナチュラルに芸人さん扱いされてる体当たりキャラ。知識も結構豊富で、いじられながら進行も同時にこなすことのできる司会能力も高い人。

アニメ仮面(里見哲朗)
 波乱万丈な人生と豊富な知識に裏打ちされたマニアックかつ危険な突っ込みが大好き。デザイン系の学校で3Dを勉強されるとのことで、残念ながらラジオパーソナリティはお休みして本業であるプロデューサー業に専念されるそうで。また戻ってきてほしいです。

偽まる(川瀬浩平)
 台本書きからパーソナリティまで広くこなし菓子作りが上手だったりするが、本業はプロデューサー。そしてひとたびラジオでしゃべり出すと、リスナーの投稿でも遠慮なく饒舌に切り捨てるかなり危険なキャラで、おかげでたびたびアンチから嫌がらせが来るらしい。でも、それもネタにして切り続けることができるツワモノ。

UPLIFT(伊平崇耶)
 しれっとしたキャラとけっこういい声で、トークのきっかけを作ったり、話題を広げたり広げたり、逆に収拾をつけたりするのをかなりナチュラルにこなす人気ラジオパーソナリティ……なんだけど本業はプロデューサーのはず。

おかゆまさき
 ゲストでやってきてるのにトークが饒舌すぎてパーソナリティーを食うことすらあるという、しゃべれるラノベ作家。作家業やってるだけあって知識もけっこう豊富で、話を膨らませたりつっこみをいれたりといった能力も高い。

伊藤敦
 ひょうひょうとした語り口で、まじめなネタからギャグや物まねまでしれっとやってのけちゃうが、本業は売れっ子プロデューサーのはずの人。この人がしゃべってるコーナーは本当に何気なく強烈なネタとばしてくることがあるので油断できない。

女性

今井麻美
 通称ミンゴス。基本的に突っ込み気質で、ヲタ知識もかなり詳しく杉田智和のネタを拾いながらラジオを進行できる数少ない女性声優。自らボケに回ってネタを振ることもできれば、ネタをすばやく拾ってトークを回す進行力も高い。それと、良い意味で変態。

中村繪里子
 ボケも突っ込みも自然にこなす、ちょっと黒系の芸人キャラが楽しい。基本Sよりな所が面白いが、いじられる側に回っても自爆芸ができたりしてやはり面白い。誰と組んでも面白いが、ミンゴスと組むと特にすごい威力を発揮する。

たかはし智秋
 オヤジギャグと女豹が同居する、かなり強烈なボケ気質の人。放っておくと際限なくオヤジ方面に走るし、天然も入っているので突っ込みの上手い相方が必須だが、キャラの濃さという意味では間違いなく女性声優の中でもトップクラス。

喜多村英梨
 オタでショタ好きなのを隠そうともせず、多少の汚れネタもいとわないネタキャラでもあるが、突拍子もない小芝居なんかで周囲を振り回すことが多い。芸達者で、ものまねだとかイラストが特技の域を越しており、企画系の一発ネタでも強い。

水原薫
 現役はがき職人だけあってネタの研鑽を欠かさない芸人気質の人。すべるの覚悟で果敢に小芝居にチャレンジしたりとけっこうアグレッシブ。どちらかというとボケ気質だが、一発芸でクリーンヒットを飛ばすことも。

岡嶋妙&河原木志穂
 二人そろうとかなり強い。たいへん残念な感じなのをむしろ売りにできる自虐芸人気質がすばらしい。どんなにぐだぐだでも、この二人がそろえばそれを芸にできる。ちなみに、水原薫と三人でも同様。

茅原実里
 ドのつく天然マイペースキャラで進行面ではむしろいるとマイナス。しかし、その分潜在ボケ能力はすさまじく、周りのサポート環境がきちんと整っていれば大変愉快な番組になる。

小林ゆう
 突然良くわからないことを言い出す、やり始めるという突拍子のなさでは他者の追随を一切許さない超天然マジボケキャラ。前衛芸術の域に達した絵も有名だが、本人のキャラも十分に濃い。つぼにはまるとものすごく面白いが、進行制御がまったく利かないので相方がよほどしっかりしていないと頻繁に事故る諸刃の剣。

斎藤千和
 正直すぎるキャラでけなげに頑張るさまがかなり面白い。ぐだぐだが売りの番組で自虐ネタで活躍するタイプ。でも声はすごくかわいい系だったりする。

桑谷夏子
 ナチュラルにきっつい言動でリスナーや周囲の人間をはらはらさせる。いわゆる生意気キャラというわけではなく、きっついのは自覚済みで単に自重しないだけっぽい。植田佳奈と組んでお悩み相談させると恐ろしいことになる。

種村有菜
 ピンで番組を回すことができるプロ顔負けのトーク能力を持ち、朗読やキャラ作っての小芝居なんかもやってのけるマルチタレント漫画家。5月いっぱいでラジオはお休みされるそうで個人的にはたいへん残念。

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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

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