akiraaniの日記: Once Upon a Time を遊んだ 1
先日、サークルの例会でOnce Upon a Time というカードゲームを遊びました。
簡単に言うと、物語に登場するキーワードを書いたカード(人物、アイテム、場所、形容詞、イベント)のカードを出しながら物語を語って、自分の持っているエンディングカードに沿ったハッピーエンドを導くことができた人の勝ちというゲーム。
システムの肝は物語への割り込み。他のプレイヤーが物語を語っている最中に割り込みをかけて、そのまま続きを語りだすことができます。割り込みには二つの方法があり、ひとつが他のプレイヤーが出したカードに対して割り込みのできるカードを出す、もうひとつは他のプレイヤーが語った物語にカードを出さずに登場した重要キーワードのカードを出すというもの。
あとは、途中で詰まってしまったり続きが思いつかなかったりする場合は次のプレイヤーに交代になりますが、ノリ重視でプレイしてなれてくるとこれはほぼ発生しませんね。
基本的には超展開の連続になります。カードを使って無理やり物語をひねり出すため、手札に偏りがあれば当然おかしなことになるし、エンディングカードの内容次第ではそれまでの出来事をうっちゃって物語をつなげる必要も出てきたりします。個人的には、この超展開をげらげら笑いながら流せるかどうかが一番のポイントかと思います。なので、基本勝ち負けは気にしないゲームですね。
一番の難点は、カードがすべて英語で日本語化されていないこと。一応エンディングカードだけは対訳が別紙に書いてあるんですが、物語のキーワードは完全に英語のままです。なので、わからない単語を途中で検索しながらのプレイになってしまいました。
それと、用意されているキーワードとエンディングがヨーロッパ系古典民話がベースになっていて日本人にはなじみが薄い、というのも確実にハードル上げてますね。
個人的には、カード内容を入れ替えて別のジャンルのヴァリアントエディションを作ると面白いんじゃないか思います。プレイしている場で話していたのは中二病エディションですが、少女マンガ風とかサウンドノベル風とかサスペンスドラマ風とかすげー楽しそうです。
学生時代に (スコア:1)
仲間内で流行った事がありまして、
有志によって時代劇&日本むかしばなし風なのが作られた事があります。
# その名も「Once upon a time with KATANA」という
# やってみると何故か刃傷沙汰とお色気シーンが高確率で発生する不思議(苦笑)