akiraaniの日記: 第5回MMD杯 受賞作以外でのおすすめ その1 楽曲PV編
ちょっと間が開いてしまいましたが、受賞作以外のおすすめ作品についても語っておきたいと思います。ざっとリストを作ってみたら、40近くあったので2回に分けたいと思います。今回はMMDの原点、楽曲PVの特集です。
ひとえに楽曲PVと言っても、ダンス重視のものや演奏動画、ストーリー性の高いものまでいろいろあります。一応バラエティに富んだ作品群をチョイスしたつもりです。
ちなみに、受賞作については第5回MMD杯 受賞作の解説と感想その1、第5回MMD杯 受賞作の解説と感想その2で語ってますのでそちらをどーぞ。
・Rhythm Nation【Janet Jackson】
第5回のダンスPVの中ではこの作品が一番好きです。Janet Jacksonのトレースとは言え、このかっこよさは尋常じゃない。公式マイリスのトップにこんな化け物作品があったせいで、つい見てしまい他の作品のチェックをよく妨げてくれました。センターが厳密にはボカロキャラではないネル、それも基本セットのモデルではなくにがもん式が使われてるんですが、雰囲気ぴったりですね。
・てるもこ・ブレイクダンス【踊ってみた】
純粋にダンスモーションだけを抜き取ってみれば、今期もっともお気に入りの作品です。ブレイクダンスの独特の躍動感がすごくよく出てて、特に途中で乱入してくるてゐのラビット(調べてみたら冗談でなくそういう名前の技があるようです)が素晴らしい。MMDでももっといろんなジャンルのダンスが見れるようになるといいなぁ。
・Let's Dance Now !でダンスなう【MMDアイドル四天王?】
第2回MMD杯で発表されて、それ以来MMD杯公式ソングとして定着してるあの名曲、Let's Dance Now!でVOCALOID代表のミク、東方代表の霊夢、アイマス代表の春香、UTAU代表のテトの4人が躍るPV。作曲者のストリークPリスペクトでステージはドーム、モーションも最初MMDの基本ポーズから始まって、4人分丁寧に作り込んであります。ほんとMMD愛にあふれた素晴らしい作品です。
・ミク神楽「Laugh With Me」
MMDで巫女と言えばすっかり顔芸担当になってる貧乏巫女がおなじみですが、ミクの袴モデルは珍しい。そしてダンスも獅子舞に日舞と、あまり見かけない組み合わせ。曲が実は和楽ではなくインディアンフルートという珍しい楽器で演奏されているんですが、動画としてみると全く違和感なく神楽っぽい雰囲気になるから不思議。エキゾチックなところがいいですね。
・モデルバージョンUPのお知らせ&おまけ
まず、冒頭10秒にちょっと強烈なセリフが来ますがとりあえず耐えてください(笑) モデル紹介動画と言いつつ、動画の大半は作者ISAO氏制作のISAO式ミクによるハニハニダンスのPV。表情豊かでかわいくて、物理演算の作り込みも見事。この完成度は第4回以降無双状態が続いているLat式にもまったく引けをとってないんじゃないでしょうか。
・After HaRuKarnival'10 - まっすぐB -
さすがは有名ニコマスP、技術力がはんぱないです。モデルがアイマス2仕様になってるんですが、モデルの方も完成度が……なんというかゲーム発売前にして原作いじめと言われるレベルになってます。ステージでのダンスPVではニコマス勢はほんとすごいというか、そろそろバンナムに怒られるんじゃないかと不安になってきますw
・現実逃避祭【ワールズエンドダンスホールPV】
原曲の軽快なノリ、ちょっと暗めでカラフルな照明の入ったステージ、メイン二人のキレのあるダンス、回りの連中もめいめい思い思いに躍ってる様子はまさにダンスホール。ボカロファミリーがけっこうそろってるのに、あえて違う作者のモデルを採用しているということもあって、カオス的な魅力が出ています。
・MikuMikuDance流星娘
MMDでニコニコ流星娘とは……。原曲がニコニコ動画の集大成なコンセプトなのですが、MMDのモデルでそれが再現できるようになったのかといろいろ感慨深いです。ネタにクオリティがきっちりついてきてるのがすごい。MMD杯では5分半のレギュレーションなので無理でしたが、ぜひフルバージョンであるニコニコ動画流星群のバージョンも見てみたいものです。
・「ワールズインド・ダンスホール」を躍らせてみた
サムネの時点で一目瞭然のネタ系ダンスPVですが、まあ見事な力技です。数の暴力なのは元ネタからなんですが、センターに三紳士をたててそれぞれのバックダンサーが御三家の主要キャラ勢揃いってのはかなりのインパクトですな。なんにせよパワーはすごいです、はい。
・「LOL -lots of laugh-」を踊ってもらいました【MikuMikuDance】
ミク、ネル、テトでわざと作者の違う、それもかわいい系のモデルを採用して、キュンキュンめがね装備。絵的には大変狙った感じで、実際あざといまでにかわいいです。が、それよりもセンターが順番に入れ替わったり、同じ振り付けの時も三人のモーションが微妙にぶれさせたり、細かいところまで丁寧に作り込んであるのが個人的には印象に残ってます。
・憩いの3分43秒
ボーカルのないインストのみの楽曲ながら、パートが増えていくごとに過去の想い出がフィードバックして盛り上がっていくという、高レベルの演奏動画であると同時にストーリーが見えるという欲張りな作品。ピアノから始まってパーカッション、ギター、バイオリンが加わって、最後にピアノソロで締める。映像的にも大変美しいです。
・【重音テト】裸のお姉さん(オリジナル)【ショートドラマ風MMD-PV】
曲名はアレですが、ストーリーはガチにいい話です。ドラマパートがちょこっとだけ入ってるんですが、ストーリー自体は歌で語られてるのでPVです。トークパートも良くできてますし、ボーカルパートもUTAUでここまできれいに歌ってるのもかなりすごいですが、やっぱ歌と歌詞がいい。名曲です。
・ニジイロ*アドベンチュア【おつかいするよ!】
ああ、いいなぁ、この雰囲気。曲のイメージにぴったりで大変楽しいです。ゲーム風の画面から銀匙町、ゲキド街、深海ときて幻想郷から宇宙へとつながっていく何でもありなステージの流れはいかにもMMD。題材としてはやぶさを合わせたのもなんかうれしいですね。ちゃんと戻ってきたし。
・GEKIDOCITY.
モノクロからカラーへ変わっていく街並みの広さと作り込みと、リズムに乗った疾走感が実に印象的です。元ネタがあるとは言え、色使いが大変きれいでいいです。かわいい系モデルの筆頭Lat式にねんぷち版とは言えシテヤンヨを合わせるこのぎりぎりのアンバランスさも合わせて独特の世界観になってます。しかし、最後ほめったのはいくら何でも強烈すぎると思うw
・glow 【MMD】
一言で言えば魂実装済みの演奏PV。使用しているモデルが数あるミクモデルの中でももっとも淡い色使いの七葉1052式。原曲がAppendを十二分に使いこなした神曲だというのはもちろんあると思いますが、それにしたって背景無しのソロでこれだけ魅せれるのはすごい。やっぱりMMDで最後に魂を吹き込むのはモーションだと言うことがよくわかります。
・光響戦隊カナデンジャー(TVサイズ)【KAITOオリジナル曲】
ボカロ、MMDによる戦隊モノのパロ……なんだけど、曲と映像の完成度が鬼すごすぎる。アクションはもちろん、合体ロボに武器、細かいところでは番組ロゴと言ったパーツパーツが細かく作り込まれててこれぞまさしく日曜朝のスーパーヒーロータイム。これ声さえ何とかなれば本編もいけるんじゃないだろうか。
・エナメル戦隊にゃんこロイド
戦隊もの風が続きますが、こちらは実にかわいい作品です。こうしてみると、ねんぷちモデルってちゃんと使いこなすとすごい破壊力がありますね。それもネコ耳尻尾つきとは恐れ入りました。SDモデルの作品って、モーションが難しいのかあんまり見ませんが、もっと増えてもいいんじゃないかと思います。
・U4U(上様・霊夢・炉心リン×B4U×マツケンサンバⅡ)
吹いたら打ち首タグですさまじい死屍累々を築き上げたネタダンスPVです。一応元ネタらしきものがあるとは言え、合間合間に入る顔芸は思わず吹かずにはいられない。ユーロビートの軽快なノリにミスマッチこの上ない和装の上様、顔芸でおなじみのISAO式の霊夢にリンが、にらめっこもびっくりの笑いの波状攻撃を仕掛けてきましす。それにしても顔芸御三家タグはあんまりだと思う
・ペヤングだばあ
原曲のふんわりかわいくてなんか癒される感じの空気が大変良く出てます。モデルがいいですねー。一応元になるディフォルメキャラはあるみたいですが、モデルを制作したのは作者本人さまのようで、表情もほのぼのでたいへんかわいい。これだけ個性的なのにVOCALOIDファミリーが一通りそろってるというのはなかなか貴重。そして、なんか癒されます。特に、だばぁのシーンがいい。
・カンフーガールズ【MikuMikuDance】
カンフーアクションが非常に良くできてます。曲のテンポに合わせつつ格闘戦でゼロ距離の攻防するってモーションとしてはすごい難易度高いいんじゃないかと思うんですが……。使い回しもないし攻手と応手もリアル、それでいてテンポの速い曲に合わせて激しく動く動く。
・キミボシ【MMD-3DPV】
泣けるドラマ風PV。男性側のモデルがアイマスGSのハルということもああって、ニコマスドラマの名作3A07を彷彿とさせる感動的な映像になってます。魅力的な男性モデルが増えてくるとやっぱり作品の幅も広がりますね。歌も演出のエフェクトもきれいですが、なにより表情が素晴らしい。
その2へ続く
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