大型連休に実家によった時の話。

　実家で使っているノートパソコン(Vista)がいい加減しんどいことになっているので、そろそろ新しいのに買い換えたいという話を父がしていたので、Surface2をプッシュしておいた。

　用途としては大したことをするわけでもなく、Excelで小遣い帳をつけたり、パワーポイントで家族写真をスライドショーにしたりといったレベルで、あとはちょいちょいネットサーフィンするくらいで、マシンパワーを使う処理はしない。プリンターもあるが、最近はほとんど使用していないらしい。

　Surface2を推す理由としては「価格が安い」「バッテリーが持つ」というのがあるが、実はもっと大きな理由がある。
　それは家族サポートインシデント(ただ働き)が発生しにくいという理由だ。

　Surface2はWindowsRTなので余計なことができない。MS謹製なのでメーカーがけったいなアプリをプリンストールすることもないし、変なトロイやらマルウェアに引っかかる可能性が少ない。セキュリティソフトが悪さして激重になったりもしない。なので、ソフトウェア的な要因でのトラブルが極端に発生しにくく、また何かあった時に調べなければいけない場所も少ないので対応が楽。
　RTと言えどもWindows様には必要最低限のソフトウェアはそろっているから、ライトユーザーなら追加でアプリを入れないといけないというシチュエーションはまずないし、無線の接続とアカウントの設定だけしてやればだいたいのセッティングが完了してしまう。幸いなことに、うちの実家はeo光で無線ルーターを導入済みなので、接続設定はWPSボタン一発で終了である。

　これが非常に大きなメリットであるという人は、スラドにもけっこういるのではないだろうか。
　まあ、タッチパネルインタフェースに慣れるまではある程度やり方を教えるといったことはあるかもしれないが、今からWindowsマシンを新調すると漏れなくWindows8になるのでどちらにせよ避けられない。

　というわけで、家族にパソコンが欲しいと相談されたときに勧める候補として、Surface2は非常に都合が良いよ、という話でした。