akiraaniの日記: 新しいオーディオブックのアイデア考えた 13
実は数年前にこういうのあったら面白いよねという話はチャットなんかではしていたのだけど、豪華版オーディオラノベというのを考えてみた。
一般に、オーディオブックというのは書籍を朗読した音声データであるが、基本的に朗読は一人のナレーターが担当する。つまり、男女にかかわらず登場人物のせりふも含めてすべて一人で演じるということになる。
一方で、カセットブックという形式の作品が日本にはかなり古くから存在する。こちらは朗読ではなく効果音まではいったいわゆるオーディオドラマで、一部兼ね役があるにしても、登場人物は基本的に別々のキャストが声をあてる。
で、思いついたのは、複数の声優/ナレーターが朗読を行い、それを部分部分で切り張りして再生できるオーディオブックというアイデア。
ユーザーは作品を購入する時に、ナレーションボイスを最低1名から選択し、追加料金を支払うことで二人以上のナレーションボイスを購入することができる。
そして、作品の再生設定でナレーション、主要キャラクターを購入したナレーションボイスの中から選んでキャスティングできる。再生アプリはその設定に応じで最終的なオーディオドラマを合成しながら再生する。簡易的な効果音も入るといいだろう。
キャスト人数が1作品当たり最低3~4人必要になってしまうので、通常のオーディオブックに比べてずいぶん価格も高くなるし、データも重くなってしまうだろうとは思うが、主要キャラクターにそれぞれ声優が付くというだけでだいぶ作品としての完成度も上がるはず。そして、キャスティングする楽しみができるというのはマニアにはたまらない作品になると思う。
デジタルコンテンツというのは採算性の問題から今後、製作費を圧縮した廉価作品と、高付加価値を売りにした高級作品とに二極化していくことが考えられる。
どうせ高くなるのだから、男女一人ずつの二人を基本セットにして選択できるようにしてその分基本価格を高くして、さらに追加データを購入できるようにするというのも面白いかもしれない。
電子書籍の世界では、後者は簡易アニメーションだったりオーディオドラマだったりするわけだが、複数ナレーターによるオーディオブックのリアルタイム合成はまさに電子書籍の世界でしか実現しない夢の作品になるのではないかと思う。
#すでに似たようなことをしている作品は実はあったりするのだろうか……。
キャスティングボイス (スコア:1)
ゲームだけど、これは似てる?
「CV ~キャスティングボイス~」PSVita
http://www.jp.playstation.com/software/title/bljs10259.html [playstation.com]
Re:キャスティングボイス (スコア:1)
このゲームはWikipedia見た限りではアイマスの声優版ですな。近い要素はいくつかありますが、主軸がゲームなので実質の中身は別物かも。
ゲームとしてプレイして作品を作ると、台本の尺はそんなに長いものにはできないので、長くて10分程度のショートドラマにならざるを得ないはず。それだと作ったコンテンツを楽しむということはあんまりできないんじゃないかという気がします。
おそらく、ゲームのメインは「声優のプロデュース」であって、キャスティングしてのコンテンツの制作はあくまでおまけ要素なんじゃないかと思います。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:キャスティングボイス (スコア:1)
なるほど、作品が作れるんだけど、ゲームで楽しむのはその政策過程のキャスティングってことですね。
先払いできるかな (スコア:1)
ユーザが声優を指定して予約金を払い、それが一定口数に達したら収録&配信。
とかやったら面白そうだなー、とか思います。
エンドユーザが直接的に声優の仕事を生み出す、という形態には、
なんだか奇妙な恐ろしさのようなものを感じたりもしますが。
なぜかシングルCD収録のカラオケ楽曲を連想 (スコア:1)
塚本八雲(CV 能登麻美子)パートだけを聞きたい人向けの『二人は忘れちゃう(八雲バージョン)』みたいな。
// 小清水亜美さんの歌は『明日のナージャ』以来愛聴してますよ、為念。
別の歌手だと伴奏がないほうが聴き応えのある「優しい忘却 -sonority-」みたいなのも好き。少数派な好みかもしれないけどそういうニーズを満たしてくれるならありかもしれない。
一方ドラマCDであれば『春夏秋冬』(蔵王大志/影木栄貴)みたいな豪華キャストだと誰か一人が全員の役をやるのを全員分作るのもありかもしれないけどそれはそれで差しさわりがありそうで気が進まないという思いが個人的には強い。
ゲームだと、キャラの誰某のボイスは抜きでプレイするという設定でそのキャラのセリフは文字だけというスタイルのCV最小ということなんだろうけどやりにくいよなあ。。。AIRなんかは選択肢まで自動で進んでボイスは全部再生してというニーズに沿ってくれた方がうれしいので個人的にはそれとも違うなあ。
現在の技術レベルだと (スコア:0)
「ゆっくりがオーディオブックを読み上げてみた」になるのでは。
別のものではあるけど (スコア:0)
それはドラマCDというものでは無いでしょうか。
あえて本の全文を読むというアプローチでなく、
声優などが会話すること(+ナレーション)で成立するように【ラノベ】を作ってしまえばいいわけです。
言ってることは同じかもしれませんが、読むことからでなく、オーディオをメインにしてしまえば良いと思った次第。
Re:別のものではあるけど (スコア:1)
いわゆるボイスドラマになると、掛け合いが発生してしまうので、キャストを組み合わせを変えるのが事実上不可能になるのではと思います。
オーディオブックだと、もともとがそれぞれ一人でやっている朗読なので、セリフ部分だけキャストの組み合わせを変更してもそこまで違和感は出ずに済む……のではないかと。
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Re: (スコア:0)
ラノベが前提ですよね? 大して違いがないような。極端な例ではまおゆうとかセリフしかないし。
Re:別のものではあるけど (スコア:1)
いや、セリフの問題じゃないです。体裁がボイスドラマなのか、朗読なのかの違い。
たとえ、ほぼすべてがセリフだけで構成されているまおゆうでもこの二つは全くの別物になります。
朗読はテキストを読み上げることになるので、「誰」が「こう言った」という情報を言葉で説明することになるけど、ボイスドラマだとそれが誰の発言なのか全部雰囲気で伝えないといけない。
必要に応じてナレーションやセリフを追加したりと、最悪構成から変更しないといけない。だからボイスドラマには原作があっても脚本や演出なんてスタッフが必要になるわけです。
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Re: (スコア:0)
肝は「俺の考えた最強の(というのにはバリエーションが難しいだろうけど)キャスティング」ができることであって、アテレコされること自体ではないでしょう。
声優が会話することで成立するというとてさぐれ部活ものあたりが実現させてますね。(アニメだけど)
そういえば「俺に働けっていわれても乙」ってゲームで、大家さん(最重要NPC)のボイス差し替えDLCがあったな、とふと思い出したり。
Re: (スコア:0)
失礼ながら本文は端折って見ただけなので、細部がどう違うかはわかりませんが、説明をぱっと見た感じでは私もドラマCDのことかな?と思いましたね。ただ電子書籍の話が出ていることを考えれば、そのドラマCDをセリフ付きで鑑賞できるようにすればよい(要するにサウンドノベル)、ということなのかな。
確かにドラマCDは音声だけなので、込み入ったストーリーになってくると文字の情報も欲しくなったりしますから、電子書籍という形式を利用してセリフ付きで見られるようにしてもいいかもしれませんね。ノベルゲームだとグラフィックスを描いたりしなければならないので、その分コストが少し浮くかも。
ラジオドラマ (スコア:0)
ドラマCDよりは、NHKが深夜にやってるラジオドラマ(青春アドベンチャーとかその類)が近いのかな?
最近は聞いてないからまた違ってるかもしれないけど、昔聞いていたころは
基本小説が原作で、地の文および各キャラクターに声優がキャスティングされていて
小説を多人数で朗読(BGM、効果音付)という感じになってました。