himmelの日記: VMware Player上のWindows 10 TPの解像度
仮想マシンの解像度をディスプレイの解像度よりも高くしよう。
しかし、VMware Playerを使って仮想マシンを構築した場合、解像度は2560x1920までしか選べない。(VMware Toolsが入ってないともっと低い。)
もっと高くしたい。
vmwareの「Windows ゲスト OS へのビデオ解像度モードの追加」のページに従おうとも、レジストリに「vmx_svga」というキーがなくて、途中で詰まる。
ので、やり方を書いておく。
参考:HOWTO Add 1680×1050 resolution to Windows VMware Server clients
環境:
ホストOS:Windows 7 Pro 64bit
GPU:Radeon R9 270X
ディスプレイ解像度:1920x1200
VMware Playerのバージョン:7.1.0 build-2496824
ゲストOS:Windows 10 Technical Preview 64bit (build 10061)
1.VMware Toolsのインストール。
インストールしないと、レジストリに変更するべき値が追加されない。
2.シャットダウンして、VMware Playerを起動。仮想マシンを選んで、「仮想マシンの設定」から「ディスプレイ」を選択し、「モニタ」の項目を「モニタでホストの設定を使用(U)」から「モニタ設定を指定(S)」に変更する。
「各モニタの最大解像度(M)」は変更しなくていい。言い換えればここを変更しても意味がない。
.vmxファイルに「svga.autodetect = "FALSE"」が追記される。
3.仮想マシンを起動。仮想マシン内のregedit.exeを起動。「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Video\{device id}\0000」キーに移動。
{device id}は個々の環境で違う。
4.「VidPNSource0Width」と「VidPNSource0Height」という名前の値を探して変更する。
それぞれ、解像度の幅、高さを表す。たとえば「VidPNSource0Width」を「0x00001000(4096)」、「VidPNSource0Height」を「0x00000870(2160)」にすると、4096x2160の解像度になる。
5.エディタを閉じて、仮想マシンを再起動。
6.通常の解像度を変更するやり方で変更しようとすると、4.で入力した解像度の設定が増えている。
このやり方で解像度を変更すると、再起動後も有効だが、一度既定の解像度に戻すと、レジストリキーの編集からやり直さないといけない。
4096x2160はいける。
2160x4096は設定項目に出てこなくてダメ。
5120x2880は設定こそできるもののブラックアウトしたままでダメ。
1920x2560はダメ。
2560x2560はOK。
3275x3275はOK。
3345x3345以上は設定こそできるもののブラックアウトしたままでダメ。
3280x3280から3340x3340は、変更は可能だけれど、その後に別の解像度に変えるとブラックアウト。一度強制シャットダウンして、VMware Playerのモニタの設定を「モニタでホストの設定を使用(U)」に戻して、再起動する。
VMware Player上のWindows 10 TPの解像度 More ログイン