hoagの日記: ディレイ オブ 天気 3
日記 by
hoag
あるとき、ふと、考えた。冬至の日って別に寒くないよなぁ。寒いのはずっと 先。月単位で先になるよなぁ。
つらつら考えるに、地球(ちたま)が暖まったり冷えたりするのは、もちろん太陽光に よる熱に由来するんだが、気温は、その累積された効果として観察される事になる、 と云う事なのだな。
だから、気温の最大/最小の時期は、照射量の最大/最小の時期から遅れる事になる。 で、そのディレイの量が、どうやら温まる方向も冷える方も一緒で、二ヶ月位である、と。
1 年の中で最も寒い時期は冬至の二ヶ月後の 2 月中旬。 暑い方は夏至の二ヶ月後の 8 月中旬。そういう事。
いや、ちょっと不思議だったんだ。北欧辺りの説明として、冬至の日が冬から春に向かう 折り返しの日として祭りを行う町が多々あるって話。12 月なんて、まだ冬の 入り口で、スキー場なんかだと、やっと営業を開始したばっかりだったりするし。 なんか、共感できないって言うか。
振り返ってみると、日本で生活していて、冬至とか夏至とかってあまり意識しない 気がする。と言うか、全然、体感にならない。
この差は何? 緯度の差?
多分そうなんだろう。つまり、日照時間はまぁまぁ有るから、フォーカスは寒さに向かう、 と。
ちなみに、寒さの最盛期が 2 月ってのも、英語の教科書に載っていた例文で初めて 意識した事だったりする。
インドア派はこれだよ。
小学校で習いませんでしたか? (スコア:1)
お日様が一番高いのは正午だが、
気温が一番高くなるのは午後2時頃です、どうしてでしょう?
私の年代だと、5年生ぐらいの理科のテーマの一つだったと思いますが…??
fjの教祖様
Re:小学校で習いませんでしたか? (スコア:2)
> お日様が一番高いのは正午だが、
明石市だったら、かな。九州の鹿児島や、千葉県船橋のあたりだと
経度で5度違いますので、20分ほどずれますね。
実際、東京から鹿児島に行くと、あれ、こんなに遅くまで日が出てる、
と実感したことがあります。約40分違いますので。
ま、しょーもない突っ込みでした。
Re:小学校で習いませんでしたか? (スコア:1)
2時間に一度しか計測しないお日様の高さデータでは、20分の時差なんぞ誤差でございます。
# だいたい、小学生の計測だからな。平気で5度ぐらい計測誤差あるし。
# 同じタイミングで測っているはずなのに、午前10時が一番高くなった班とかあったし。
ちなみにうちのクラスでは、この理由を考えたときに最も多かった意見は
「東から暖かい空気が流れてくるのだが、そいつが遅刻しがちだから」
と言うものだったかと思います。
万物に神が宿る日本ならではの考え方ですが、神様の行動にけちをつける発言はどうかと(そういう問題なのか?)
困った先生が「でも上空の風は基本的に西から東に流れるのよー」と言ってこの説を打ち消そうとしたのに、
「いや、もっと南の方に貿易風というのがあって、それは東から西に流れていたはずだ」
と言い出した奴がいたもんだから
「それだっ!! 暖かい空気は遠回りをしているから遅く付くのに違いない」
と恐ろしい結論に到達しそうに…
「暖かい空気遠回り説」を唱えた男が、後に制御工学科に入って「一次遅れ」という用語を学ぶのは、結構後の事でございます (おまえかっっ!!! )
fjの教祖様