カルト化する日本語版ウィキペディア - たった二人の議論で投票制廃止へ 4
タレコミ by anonymous ennui
anonymous ennui 曰く、
9月の政権交代以降、急速にアレゲな方向に向かっている我が国、ニッポンですが
年末~年始にかけ、日本語版ウィキペディアでもかなり妙なことが起こっています。
Wikipedia‐ノート:投票の指針 ウィキペディアにはもともと、「創設者」係の人や「管理者」係の人がその意に沿わない民意を無視する一つの口実として
WP:NOTDEMOCRACY (ウィキペディアは多数決主義ではありません) という悪名高いルールがありました。
これは、投票はあくまでも意思決定の一手段に過ぎず最終決定を下すものではない(=管理者判断で投票結果をひっくり返せる)というチート・ルールです。
ところが日本語版では2009/12/15~2010/01/12にかけ、議論参加者たった二名で「投票の廃止」が議論され、誰も知らぬ間に投票の廃止が宣言されてしまいました。これは、コミュニティの総意を図る上でとても重要な「投票」を経ずに、「投票の廃止」を決めるという異常事態なわけです。
どこかの国の政治でも、民主主義を名乗ってたった一回選挙で勝っただけで、国家の主権や国民の象徴、三権分立といった国家の重要事項を、国会や民意を経ずに変更しようという大胆な動きがありますが、それとなにか似た臭いを感じます。
もしかして日本人は、戦後65年間を経て、民主主義(デモクラシー)を己の血とし肉とすることに失敗したのでしょうか。皆様の忌憚のないお考えをお聞かせ下さい。