docile-jp 曰く、
アルプス電気のマイクロドライプリンタ(MDプリンタ)をご存じだろうか。個人向けのカラープリンタなのだが、現在一般的なインクジェット方式ではなく、溶融型熱転写方式を採用しており、
- 水濡れに強い。
- 金・銀、白などの特色印刷ができる。
- 年に一回程度の使用頻度でもインク詰まりなどとは無縁。
- Tシャツアイロンプリントやデカール作りに好適。
- うるさい。
- 遅い。
- あまり一般的でないゆえ、インクの入手が手軽でない。
という特徴がある。当初は量販店でも売られていたのだが、販売不振などにより2000年からインターネットを利用した直販のみの扱いとなっていた。
そんなMDプリンタの最新機種、といっても1999年の発売なのですでに10年が経過しているのだが、MD-5500がついに2010年5月をもって販売終了する。現行機種はこれしかないので、事実上の終了宣言、と言えるだろう。
とはいえ、保守サービスやインクなどのサプライ品の販売はまだ当分継続するようなので、まだもうしばらくは使い続けることはできそうである。
年賀状印刷、同人誌制作、趣味の工作等々にMDプリンタを使ったことのある方もおられると思う。そんな思い出や、まだまだ現役で使っているぜといった方の思いを語っていただければと思う。