中国、YouTubeへのアクセスを遮断。チベット問題への対応か? 94
タレコミ by pinbou
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
ITmediaの記事によると、米音楽誌Blenderが発表した「音楽業界における史上最大の失策トップ20」において、オーディションでビートルズを落としたタレントスカウトを押さえ堂々の首位を飾ったのは、「レコード会社がインターネットを十分に活用できなかったこと」だそうだ。特に、ファイル交換サービスNapsterが全盛期に抱えた数千万人のユーザからうまく収益を引き出すことができず、結局2001年に廃業に追いやってしまったことが厳しく評価された。以来音楽業界は慢性的な不況に悩まされている。
本家/.の記事より。米フィラデルフィアで開催されたInternet Engineering Task Force (IETF)の会合において、会場でのIPv4による接続を1時間シャットダウンし、IPv6でのみ接続できるようにするという実験が行われた。驚いたことに、取り立てて混乱は起きなかったと言う(Ars Technicaの記事)。とは言っても参加者はそれなりにプロ、主要ウェブサイトの大半はまだIPv6に対応していないという状況には変わりないが、現在でもすでにグレゴリオ聖歌のコレクションからハードコアポルノに至る様々なコンテンツが利用可能のようだ。数名の参加者がいたGoogleはただちにIPv6専用のipv6.google.comを用意したが、そこではKAMEへのオマージュとしてGoogleロゴが踊っていたと言う。
本家/.の記事より。引退したアンテナ技術者らがとあるインターネット掲示板に集い、強力なテレビアンテナを開発したそうだ。彼らがベースにしたのは、1950年代に出回ったUHF用テレビアンテナの「Hoverman」[PDF]。これに最新のコンピュータモデリングから得られた知見を盛り込み、協力して改良を加えた。こうして開発されたGray-Hovermanアンテナは、現在出回っている類似の商用アンテナの性能をあらゆる側面で凌いでいるそうだ。しかも、Gray-Hovermanの設計図一式はGPLv3の下で公開されている。
本家/.の記事より。Microsoftが、ニュース記事を政治傾向に応じて自動的に分類するプログラムを開発中だと言う(Washington Postの記事)。記事で取り上げられているのはMSRの研究者が開発しているBlews。ニュース記事がリベラル、あるいは保守的なブロガーのどちらから多くリンクされているかを判定の基準とし、加えてそうしたブロガーのブログ記事に出現するキーワードによって「感情強度」を計測することで、リベラルが喜ぶ記事、保守派が罵倒する記事などといった個々の特徴が自動的に分かると言う。
本家/.の記事より。MicrosoftとIntelが、カリフォルニア大学バークレー校(UCB)と共同で並列コンピューティングの研究を進めることになった。両社は先月UCBの並列コンピューティングラボに200万ドルの資金援助を行った(EETimesの記事)が、今回はMS Researchで開発が進められ、1000コアまでのシステムをエミュレートして並列プログラミングへの様々なアプローチを実験することができるFPGAベースのBerkeley Emulation Engine version 3(BEE3)がUCBへ引き渡されたと言う(EETimesの記事)。MSの研究者によれば、BEE3は「コンピュータ研究ツールのスイスアーミーナイフ」のようなもの、だそうだ。
本家/.の記事より。世界人口にまつわる問題はなかなか厄介だ。1830年にはわずか10億人に過ぎなかった世界人口が、わずか百数十年後の現在は67億人にまで増加しているとされる。では、今後10年間、何人の人が地球上に存在するのだろう? あるいは今後40年なら?
世界人口の予測値としては今まで様々な数字が提案されてきたが、最近Worldwatch Instituteが行った研究によると、世界人口に関してそれなりに根拠ある予測をするには、あまりにも不確定要素が多すぎるというのが現時点で下しうる最良の結論のようだ(New York Timesの記事)。出産可能人口、各地での資源不足など世界人口の増減を左右する要素は多く、加えて今まで先進国では出生率は低下するとされてきたが最近のアメリカ合衆国では出生率の増加が見られるなど、従来には無い傾向も見られるようになったらしい。元記事に専門家から寄せられたコメントによると、そもそも2007年の世界人口が大体何人くらいだったのかすらよく分かっていないというのが現状のようだ。
本家/.より。Linuxを使う理由を問われ、「セキュリティが強化されているから。無料だから。カスタマイズできるから。コミュニティのサポート体制が整っているから。」などと答えるが、Vlad Dolezal氏によるとこれらはnon-Linuxユーザ向けの答えであって、non-Linuxユーザには理解できない、Linuxを使う真の理由がLinuxユーザにはあるらしい。それはコマンドラインを使うのが楽しい、システムを完全に支配下にしていじれるのが楽しい、広く使われていないからこそ優越感があって楽しい、無料でソースコードや資料を手に入れられるからシステムをいじり倒せて楽しい、という「楽しさ」だそうだ。
Linuxの方がより仕事上の要求を満たすから選んでいたりと、もちろん「楽しい」だけで使っているわけではないと思うが、Linuxを触り始めた頃のワクワク感をちょっと思い出させてもらった。皆様も「楽しく」Linuxを使っていますか?
\.より
http://www.mithril-linux.org/~henrich/debian/osc2008spring.pdf
花粉が止まらないかなあ。鼻が痛くなってきた。
日本で行われていたとされる奇妙な実験が本家にて先週話題になっていたようです。国際的に話題になっている捕鯨問題ですが、これに関連してオーストラリアの調査団体が「過去18年に渡って行われた(日本鯨類研究所が関わった)43の研究を分析したところ、ほとんどが無用なものか、もしくは特別な知識背景持つ人々にしか理解できないような難解なものであったと結論づけた」そうで、「研究にはミンク鯨の精子を牛の卵子に注入したり、鯨の試験管ベビーを作り出す試みが含まれていた」そうです。(The Sydney Morning Herald記事)
鯨・牛交配実験は同じ祖先を持つ種同士の交配ということでそれ程奇妙ではない印象を受けますし、そんなこと言ったら世の中には無用で難解な実験だらけだと思うのですが、オーストラリアはこの調査を基に科学調査のための捕鯨という日本の主張を崩そうという目的のようです。
NTTドコモのリリースによれば、 東芝が製造し、ソフトバンクモバイルが販売する かんたん携帯SoftBank 821Tが、 富士通が製造し、NTTドコモが販売する らくらくホンに極めて類似しているということで、 不正競争防止法に基づいて、製造、販売などの差止めを求める仮処分命令の申立を東京地方裁判所に行ったということだ。 確かに似ている気がしないでもないですが、どんな携帯でもある程度似ているというレベルを越えるようなもの なのでしょうか?
NTTドコモのニュースリリースによると、NTTドコモはソフトバンクモバイルの携帯電話「かんたん携帯SoftBank 821T」が同社の携帯電話「らくらくホン」に酷似しているとして、その製造・販売差止めを東京地裁に申請した。
ソフトバンクモバイルの「かんたん携帯SoftBank 821T」は東芝製、NTTドコモの「らくらくホン」は富士通製だが、ITmedia +D モバイルの記事で公開されている記者会見の写真を見る限り、ぱっと見た限りの印象としてはどちらもそっくり。
といっても、NTTどこもの「らくらくホン」が特にオリジナリティのある端末というわけではなく、折りたたみ式+大きめの操作ボタン+液晶画面そばにプリセットボタン×3、という構成はほかの端末(たとえばauの簡単ケータイ A5528Kなど)でも見られるため、どこまでNTTドコモ端末の独自性が認められるかは難しいところだろう。
……このくらいのことで訴えるなんて、NTTドコモもケツの穴が小さいなぁ、と思ってしまうのは自分だけだろうか。だいたい、初めて「らくらくホン」系端末を作ったのはau+京セラなわけで、NTTドコモもそれをそのままパクっただけじゃないかと言いたいw
マリオに対するルイージ的な物部門より。
ITmedia、Impressの記事によると、NTTドコモと富士通は、ソフトバンクモバイル向けに東芝が供給している端末「かんたん携帯SoftBank 821T」について、「きわめて類似した商品」だとして、製造と販売の差止めを求めて東京地方裁判所に仮処分命令の申立を行ったとのこと。
(参考:NTTドコモの報道発表資料)
記事写真などを見ると、カラーバリエーションこそ違うとはいえ、カーソル部分や液晶ヒンジそばの「1」「2」「3」の短縮ボタンの配置などで確かに似ているな、と思うが、高齢者向けとしてターゲットを特定して、同じようなコンセプトで作れば同じような端末に行き着いただけという感もあるが、皆様は別キャリア・別会社から、同じような端末が発売されることについて、どのようにお考えだろうか?
ケータイWatchの記事に依ると、NTTドコモと富士通が、東芝が製造しソフトバンクモバイルから発売された「かんたん携帯 SoftBank 821T」の販売を差し止める仮処分申請を東京地裁に行った。
参考:NTTドコモのニュースリリース
ドコモの「らくらくホン」に極めて類似しているとの理由を挙げているが・・・え〜と、これは流石に「既に市場にあるものとはまったくの別製品」って言い張るのは無理ちゃうかなぁ、と(^O^;
読売新聞の記事によれば、1908年1月に創立された「日本天文学会」(東京都三鷹市)が今年、創立100周年を迎えた。今月29日には「天文学これまでの百年、これからの百年」と題し公開講演会を開く。 また、この創立100周年を記念する80円記念切手が、3月21日から全国の郵便局で売り出される。 日本郵便の案内のページによると、太陽系の惑星、銀河、小惑星、火星、そして小惑星探査機「はやぶさ」、X線観測衛星「すざく」、国立天文台のすばる望遠鏡と野辺山45m電波望遠鏡が並んでいる。
「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」