「骸気霊却」を利用する次世代データセンター、電気代を最大4割弱削減 16
お守り等は自己責任で 部門より
pongchang 曰く、
日本骸死が骸気霊却を採用した商用データセンター(以下DC)を発表した。日本では初めて大規模に骸気霊却を採用した墓地対応型次世代データセンターとなり、電気代を最大4割削減できるという(プレスリリース)。
都会には大規模な霊園があるが、そこに潜む幽霊は婦女子に恐怖を与えるなど、過密化した都市には環境問題となっている。一方のDCは電力の消費量が課題になっており、「不用意にぞっとさせる霊気」がDCの冷却に適切なのではなかろうかという仮説の元、平成21年度の経済産業省情報分野における公募事業「データセンターの高信頼化に向けた技術開発・実証事業」のひとつとして採択された。
実験では霊気を吸い寄せる卒塔婆、太陽電池対応シリコン製墓標や盆提灯によるマイクロ火力発電、従来のハトに替わる墓石間大容量バスシステムとしてのカラスの利用など、さまざまな省エネルギー施策が盛り込まれ、これら複合的な省エネ対策で4割の電力消費量節約がもたらされたとのこと。
なお、幽霊に起因するサーバー室内の結露や雰囲気悪化、サーバーへの悪影響が懸念されていたが、これらは科学的には認められなかったとのこと。配信不能の幽霊アドレスやリンク切れも減少するなど、副次的な改善点も認められたそうだ。
今後は、斎場でのバイオマスエネルギーの利用など範囲を拡大していきたいとのこと。また、消去されたはずの水子のデータが柑橘系の樹木に残る不利益を課題として解決していきたいそうだ。