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2008年7月21日の記事一覧(全9件)
30615 story
お金

クラックして仕事に就こう 29

ストーリー by mhatta
信用できるのかね 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

本家/.の記事より。クラックした相手から仕事のオファーが来る、というのはいささか虫の良すぎるクラッカーの幻想だが、ニュージーランドではそれが現実になりそうだ(Telegraphの記事)。「Aチーム」と名乗るオンライングループによって100万台以上のボットネットの形成や大規模なクレジットカード詐欺が行われたが、そこで使われたソフトウェアを一人で書いていた18歳のハッカーが話題になっていると言う。彼は有罪を認めたにも関わらず釈放され、しかもニュージーランド警察は、サイバー犯罪対策部門で働かないかと誘っているそうだ。警察だけでなく、他のコンピュータ企業からもオファーが殺到しているという。

30619 story
ソフトウェア

ウェブベースのオフィススイート vs. MS Office 111

ストーリー by mhatta
本気で使うとアラが見えてくるんだよな 部門より

pinbou 曰く、

本家/.の記事より。オフィススイートはこれまで様々な製品が登場したが、どれもこの分野の覇者、Microsoft Officeに一蹴されてきた。OpenOffice.orgは健闘しているが、それでもMS Officeのシェアにはまだ遠く及ばない。しかしここ数ヶ月の間に、Google DocsThinkFreeZohoといったウェブベースのオフィス製品が急速に成長を遂げている(Computerworldの記事)。これらは、デスクトップ製品であるMS Officeの牙城を突き崩すことができるだろうか?

30623 story
スパコン

「クラウドコンピューティング」とは? 47

ストーリー by mhatta
電気を食らうど 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

今年に入ってYahoo!はインドのラボとIBMは欧州パートナとそれぞれ共同研究プロジェクトを立ち上げるなど、エンタープライズITインフラに次のパラダイムシフトを起こすとして注目されているクラウドコンピューティングだが、確固たる定義はまだ確立しておらず、言葉だけが一人歩きしているような印象もある。Cloud Computing Journalでは20名の専門家にクラウドコンピューティングを定義してもらっており、なかなか面白い。以下に一部抜粋する。

  • クラウドコンピューティングとは、グリッドコンピューティングのユーザフレンドリー・バージョンである。― Trevor Doerksen
  • クラウドコンピューティングとは、動的に変化する要求に対応する機能を実行するためのリソースとサービスにアクセスすること。アプリケーションやサービスの開発者は、ある特定の端点やリソースからではなく、クラウドからアクセスリクエストを行う。― Kevin Hartig
  • 「クラウドコンピューティング」とは大局を捉えたものだと思う。基本的に、インターネットを介し、人々が技術によって実現されたサービスにアクセスするという、広いコンセプトのようなもの。― Praising Gaw
/.J諸氏の考える「クラウドコンピューティング」の定義とはどのようなものでしょうか。
30625 story
テクノロジー

「コールド・ブート・アタック」用ユーティリティが公開される 22

ストーリー by mhatta
そこまでするか 部門より

pinbou 曰く、

本家/.の記事より。電源を切っても数分間はDRAMに情報が残ってしまうため、リブートしてもDRAMから暗号化キーが奪われてしまう可能性がある。このような「コールド・ブート・アタック」について研究しているセキュリティ専門家のJacob Applebaum氏が、アタック用の完全なソースコードを公開した。ニューヨーク市で開催され、今回が最終回となったHOPEカンファレンスで発表されたもので、アタックツールの公開によりこの種のアタックへの認知度向上と、ハードウェア、ソフトウェア両面での対策の開発を促したいとしている。フルペーパー(PDF)も入手できる。

30629 story
おもちゃ

実在しないフィギュアがWebカメラで映し出される「電脳フィギュア」登場 59

ストーリー by mhatta
未踏の成果か 部門より

Kouga 曰く、

7月18日、芸者東京エンターテインメント株式会社は、拡張現実(Augmented Reality)技術を使った世界初の商用エンタメソフトウェア「電脳フィギュア ARis(アリス)」を今秋発売すると発表しました(プレスリリース)。

この「電脳フィギュア」、実際にパッケージに含まれるのは、各面に幾何学模様が描かれた「電脳キューブ」2個と、同様の小さなキューブが先端についた「電脳スティック」2本、あとは取扱説明書のみなのですが、そのキューブをWebカメラで撮影すると、実写映像内のキューブ上に3Dグラフィックの女の子が映し出され、映像内を動き回るというものだそうです。女の子のグラフィックはWebカメラとキューブの位置関係によって角度が変化し、またユーザーはそれを単に眺めて楽しむだけでなく、スティックを使用することで、画面内で触れたり、服を着替えさせたりもできるとのこと。なお、Webカメラは別売、専用ソフトは公式サイトで無料配布予定となっています。

似たような技術として思い当たるのがプレイステーション3の「THE EYE OF JUDGMENT」ですが、「ペルソナウェア」以来このようなデスクトップマスコット的存在に長らく着目してきたタレコミ人としては、またひとつ興味深い組み合わせが登場してきたという印象です。アニメ「電脳コイル」のような世界にちょっとだけ近づけるかもしれないこの拡張現実技術、皆さんならばどのような応用が思い浮かびますか?

30634 story
日本

戦中の理研加速器のオペレーションログ発見 32

ストーリー by mhatta
一級資料 部門より

Chomy 曰く、

共同通信社の報道によると、第二次大戦中に東京都文京区にあった理化学研究所の「大サイクロトロン」の運転日誌が、仁科記念財団のロッカー内から発見されたとのこと。この日誌は1942年7月〜1943年1月と1943年2月〜1944年4月の記録。サイクロトロン建造や実験における苦闘ぶりが、日曜日を除く連日、A5判のノートに図面や数値入りで詳しく書き込まれていた。従来、この日誌は原爆研究の責任追及を恐れて戦後まもなく焼却されたと考えられていたが、たまたま本の間に挟まっていて散逸を免れたらしい。

Wikipediaによると、理研は1941年、陸軍から原子爆弾の開発を依頼された(二号研究)。理研の仁科研究室は熱拡散法によるウラン濃縮を試みていたが、結局基礎研究の段階で敗戦を迎えた。にもかかわらず、戦後GHQはこのサイクロトロンを核研究施設と誤解し破壊、海中に投棄したとのこと。

実際マンハッタン計画では加速器を使ってウラン235を取り出すことが検討されており、GHQが誤解したのも無理はないのかもしれない。だが個人的には、加速器なんてほとんど真空パイプと電磁石でできているのだから、どうせ破壊するのなら海に捨てずに溶鉱炉にでも放り込んだほうが復興に役立ったのではないか思う。

30658 story
入力デバイス

コンピュータマウスは絶滅に向かう? 152

ストーリー by mhatta
言うだけなら簡単だし… 部門より

pinbou 曰く、

本家/.の記事より。今後5年のうちに、コンピュータマウスはタッチスクリーンや表情認識によって入力デバイスとしての座を奪われ、絶滅するという(Australian PC Authorityの記事)。調査会社Gartnerの副社長、フェローであるSteven Prentice氏がBBCの取材に答えて語ったもので、より正確な動作検出が可能となった任天堂のWii MotionPlusやAppleのiPhoneが、入力デバイスの今後の方向性を指し示しているとか。

30662 story

視覚情報伝達タンパク質「ピカチュリン」発見される 40

ストーリー by soara
黄色いネズミが神経を伝っていく 部門より

TV 曰く、

産経ニュースによると、目で受けた光の刺激を電気信号で脳に伝える際に重要な働きをするタンパク質を、大阪バイオサイエンス研究所古川貴久研究部長らのチームがマウスを使った実験で発見、電気を操るネズミに似た人気アニメキャラクターにちなみ「ピカチュリン」と命名、21日、米科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス電子版に発表した。

古川貴久研究部長は「網膜の神経回路のメカニズムを明らかにする大きな一歩。将来的にもiPS細胞で視細胞を作り出す再生医療に応用できる」と話している。今まで目の疾患に対してはiPS細胞などで視細胞を作ることはできても神経伝達回路であるシナプスの形成過程が解明できていないことから、臨床応用は現実的でないとされてきた。

読売新聞共同通信 47NEWSでも伝えている。 なお、nature neuroscienceに掲載された論文は "Pikachurin, a dystroglycan ligand, is essential for photoreceptor ribbon synapse formation"のタイトルで記載されているようだ。
30663 story

赤ん坊赤斑、大赤斑に吸収される 10

ストーリー by soara
合体した。分離はいつ? 部門より

木星トピってありませんでしたっけ? 曰く、

以前、「木星に新たな大赤斑の形成か 」というストーリーで2006年に「Red Spot Jr.」と呼ばれる大赤斑と同じ色をした小さい渦が発見されたニュースをお伝えしたことがある。彼(Jr.)は2008年の現在もご健在のようだが、Science Dailyの記事「Three Red Spots Mix It Up On Jupiter」によると、2008年初頭にJr.よりもより小さな「baby red spot」が発見されていたらしいのだが、今月になってこの“赤ちゃん赤斑”が大赤斑に吸収されてしまったそうだ(HubbleSiteの記事)。なお、前の/.Jストーリーで「(大赤斑は)典型的な孤立波(Solitary wave, Solition)として解釈されることもある」と紹介したが、孤立波(ソリトン)は粒子のように振る舞い、2つのソリトンが衝突すると、衝突前と同じ形・速度のソリトンに再分裂することが知られている。今後、“赤ちゃん赤斑”は再生するのだろうか?

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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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