insiderman 曰く、
「World Values Survey」プロジェクトの調査によると、民主的かつ平等な社会で平和な雰囲気に定評のあるデンマークは、世界でもっとも「幸福」な国だそうです(Reuters の記事)。いっぽう、世界で最も幸の薄い国はジンバブエ。社会や政情の不安定さから幸福度では最悪の結果となりました。そのほか幸福度の高い国として挙げられているのは、プエルトリコ、コロンビア、北アイルランド、アイスランド、スイス、アイルランド、オランダ、カナダ、スウェーデン。世界でもっとも裕福な国であるアメリカ合衆国は16位だそうです。なお、1981 年から 2007 年の間に調査対象の 52 か国のうち 45 か国の幸福度がアップしているそうです。
2 年前に英 Leicester 大の Adrian G. White による研究 (参考: 世界で最も幸福な国は ?) と共通する結果 (最高 → デンマーク、最低 → ジンバブエ) が導かれたのが興味深い。今回の調査は米ミシガン大学社会研究所の Ronald Inglehart 教授らが行ったもので、のべ 35 万人に対し対面聞き取りで「あなたは『とても幸せ』『どちらかといえば幸せ』『あまり幸せではない』『全く幸せではない』?」と「ここ最近どれぐらい自分の人生に満足していますか ?」という二つの質問を行った結果を解析したもの。Inglehart 教授は「つまるところ幸福さを決める重要な要素は、自分の人生をどのように過ごすかをどれだけ自由に決められるか、という事です。」と述べている。
ところで日本は… ?