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2008年7月24日の記事一覧(全10件)
30878 story
テクノロジー

紙を基板として使用する薄膜電界効果トランジスタ 27

ストーリー by hylom
雑誌ページに回路が構成される日も近い? 部門より

Anonymous Coward曰く、

ポルトガルの研究チームが紙基板の新しい電界効果トランジスタ(FET)を開発した(写真ZD Net本家記事)。

紙基板のトランジスタは新しいものではないが、今回開発されたFETは紙の両面に部品を設置することで紙が絶縁体と基板、二つの役割を担うよう設計されているところが新しい。パフォーマンスもガラス基板やシリコン基板の薄膜トランジスタ並みと高性能とのこと。紙状ディスプレイ、スマートラベル、バイオ関連用途やRFIDタグなどへの応用が期待される。

なお、研究論文はまだオンライン公開されていないが、9月に発行されるIEEE Electron Device Lettersに掲載予定である。

30879 story
宇宙

NASA、有人宇宙船「オリオン」の着陸実験に死体を使う 48

ストーリー by hylom

insiderman 曰く、

NASAは2010年に運用が終了するスペースシャトルの代替として、現在有人宇宙船「オリオン」を開発していますが、その着陸システムや宇宙服、宇宙船のイス(シート)の開発のための実験に人間の死体を使っているとNASAが発表したそうです(Houston Chronicleの記事)。

実験は昨年夏と秋にOhio State University Medical Centerで行われ、3体の死体が使用されたそうです。このテストはオリオンがパラシュートで地球に降下する際の衝撃を調査する実験で、自動車のクラッシュテストなどで使用される「ダミー人形」では測定できない、衝撃による脊髄や内臓への影響を調査したそうです。

宇宙船のシートや宇宙服は最新技術の塊で、レース用の自動車と比べても非常に複雑なものになっているそうですが、より高性能なものを作るためにここまでやるとは、さすがNASA、と言わざるを得ません。このような実験は、一般企業じゃなかなかできないのではないでしょうか。

30893 story
プログラミング

プログラミングに興味を持った10代にアドバイスするなら? 154

ストーリー by hylom
中古のFM-7一式を1000円で買ったのが始まりでした 部門より

Anonymous Coward曰く、

本家Ask Slashdotに「How To Encourage a Young Teen To Learn Programming?」という質問が寄せられている。

本家タレコミ人の10代の息子がコンピュータ、とりわけプログラミングに興味を持ち始めたそうだが、自分は教えるのが上手くないため、彼の興味を後押しし、学ぶのを手助けするよい方法はないだろうか? とアドバイスを求める相談である。いまのところshellやファイルシステムの基礎を教えたり、Cで”Hello World”プログラムを教えたりしたが、このようなアプローチでよいのかちょっと心配だそうである。

本家タレコミ人は、息子にコンピュータの素晴らしい世界を探検し、プログラミングを学んでもらいたい(しかも、できれば*NIX環境で、とのこと)そうである。

10代の頃はいろんなことに興味を持ち始める頃だと思うが、皆様ならどのようなアドバイスを送るだろうか?また、自身を振り返ってみて何歳頃、何をきっかけにプログラミングに興味を持ち、どのようにして習得しただろうか?

30890 story
アナウンス

Perlの生みの親であるLarry Wall氏、LL Futureで講演予定 5

ストーリー by hylom
Matz氏との対決を見たい 部門より

広報してみるAC 曰く、

Codezine によれば、今年の軽量言語イベント、 LL Future において、プログラミング言語 Perl の作者として知られるプログラマの Larry Wall 氏がゲストスピーカーとして講演する模様です。

7月19日に開催されたオープンソースカンファレンス2008 Kansaiのライトニングトークで、LL Future の協賛団体でもある日本 UNIX 協会(JUS)の法林浩之氏が明らかにしたそうです。 Larry Wall 氏の来日は今回で 5 度目です。

Perl6 についての貴重な話が聞けることと思いますので、ご興味のある方は、参加してみてはいかがでしょうか。

30895 story
宇宙

金星植民に適した環境は高度50kmにあり 44

ストーリー by hylom
浮遊都市には住みたいがわざわざ金星を選ばなくても... 部門より

capra 曰く、

「火星縦断」の著者でもあるジェフリー・ランディス氏は、フローティングシティ(浮遊都市)という形での金星植民構想を提唱しています(Universe Today本家記事)。

金星の地表は高温・高圧でとても人間が住める環境ではありませんが、高度50kmでは大気圧がおよそ1bar、気温が0~50℃と、人類に比較的適した環境となっています。その上、金星の大気の主成分は二酸化炭素であり、私たちが呼吸している空気は金星の大気では浮くため、都市ごと大気中に浮かせる形を取れるのではないかとのことです。ランディス氏曰く、難題は都市の外郭を金星の雲に含まれる硫酸に耐えられるようにする点とのことです。セラミックなどは適した素材ですが、せっかくなら外がみえるように、となるとなかなか難しいとのこと。

とはいえ、浮遊都市構想については本人も「これは単に思考訓練のようなもの」と述べているよう、まだまだ空想上の話ですが、氏はNASAのソーラーパワー金星探査機考案にも携わっており、こちらの方は実現が比較的近いかもしれません。

30910 story

日本メーカーも低価格ノートPC市場に参入? 66

ストーリー by hylom
今年末にはブームも収束していそうな気がしてならない 部門より

insiderman 曰く、

ASUSのEee PCやMSIのWind Notebook、HPのHP 2133などに代表される低価格ミニノートPCを、日本メーカーも発売を検討しており、実際、台湾のEMS(電子機器受託生産)メーカーであるFoxconnがソニー向けのミニノートの製造を請け負っている、というニュースが中国の経済紙「経済日報(Economic Daily News)」で報じられているそうです(Digitimesの記事)。

記事によると、日本ベンダーは低価格ノートPCについては保守的な考え方だったが、ASUSやMSIなどの成功を受けて、各社とも今年の第4四半期にはこの市場に参入するということだそうです。ただし、Foxconnがソニーの低価格ノートPCのすべてを製造するのではなく、コンポーネントを提供するだけの可能性もあるようです。

30912 story
情報漏洩

「アイリスプラザ」にてクレジットカード情報の漏洩 15

ストーリー by hylom
もうどこから漏れるか分からない 部門より

情報漏洩されてしまったAC 曰く、

メタルラックなどを扱っているショッピングサイトのアイリスプラザにて、クレジットカード情報の漏洩があった模様。

原因はSQLインジェクションによる不正アクセスとのこと。6月はじめに発覚して、今日になってようやく対象者に報告と、約1ヶ月半かかっているが、この手の報告はこれぐらい時間がかかるものなのだろうか。

(つづく)...

30911 story
Google

Google Mapsで徒歩による経路検索が可能に。ただし日本はまだ 21

ストーリー by hylom
勾配情報まで参考に入れて検索してくれると素晴らしい 部門より

schiavona 曰く

Google Mapsの経路検索では現在、目的地までは駅から単に少しカーブした矢印が引かれる状態だが、公式ブログによると、徒歩の経路検索にも対応した。いまのところすべての地図に道路情報が入っているわけではないので、きちんと結果が表示されない場面があるほか、日本語UIでは機能そのものが使えないようだ。

現状ある経路検索系のサービスでは、MapFan Webのように、まず出発・目的地に一番近い駅を定め、その駅間の経路検索を行うので、トータルでの最短時間を求めるには勘が必要だ。Google Mapsの経路検索は現状実装でも徒歩時間(直線距離からの計測と思われる)も含めたトータル検索のロジックになっているので、この実装には期待したい。

英語版Google Map(http://maps.google.com/maps)では、「ルートを検索」というタブが表示されるものの、道路情報はまだ反映されないようだ。

30914 story
テクノロジー

「声」で疲労度合を測定できるシステム 29

ストーリー by hylom
入力した情報だけで疲労度合を判断できる気も…… 部門より

meso 曰く、

独立行政法人電子航法研究所が、声から疲労度合を測定できるシステムを開発しているそうだ(東京新聞の記事)。

このシステムは、「疲労感」や「就寝・起床時間」「業務の開始・終了時刻」といった情報を入力したうえでマイクに向けて適当な言葉をしゃべることで、脳の活性度を示す「脳活性度指数」(CEM)を測定できるもの。5月からは東京都内のバス会社に実験的に設置され、運転手の疲労度合を確認する目的に使われているそうだ。

このシステムは、音声内に含まれる特殊なノイズを検出するため、疲れていないように装っても高精度で疲労度合を測定できるとのことだ。現在の応用対象は交通機関が中心だそうだが、ハードワークを強いられるIT業界にこそ、このようなシステムが必要なのかもしれない。

30918 story

「スーパーカブ50」50周年記念モデルが発売 89

ストーリー by soara
選ばれ続けて50年の名車 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

朝日新聞の記事写真によると、ホンダが「スーパーカブ50」の誕生50周年記念モデルの受注を開始したそうだ(ホンダのプレスリリース)。1958年8月の初代の発売にちなみ8月1日に発売、受注は7月23日から8月末までの限定。車体は専用色の漆黒を採用し、シートは茶系統の色で高級感を出した。側面に記念エンブレムが付く。値段は通常と同じ税込み価格20万4750円。また小型で街乗り向きの「リトルカブ」の50周年記念モデルも発売する(税込み21万円)。スーパーカブとリトルカブを合わせて計3千台を販売する予定だ。なお「スーパーカブ50」は世界での生産台数が計6千万台を突破したそうだ。 スーパーカブを持っている/.読者はいますか?

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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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