島根県が自前CMSをGPL'dで公開 26
NaClの仕事か 部門より
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
pinbou 曰く、
本家/.の記事より。先週初め、CNNが新たなウェブサイトiReport.comを公開した(iTWireの記事、MediaWeekの記事)。
CNNが「iReport」イニシアチブの下に一般ユーザによるニュース記事や写真、動画の投稿を受け付け、良質なものだけをCNN.comやケーブルテレビに掲載/放映するようになって1年以上が経つが、今回のiReport.comでは参加者が投稿したコンテンツをすべて、原則チェック無しで掲載する。投稿に当たっては「コミュニティガイドライン」に従うのが条件だが、運営側による編集やフィルタリングは基本的に行わない。サイトの構成はYouTubeに範をとっているようだ。
CNNの幹部によれば、最近起こったヴァージニア工科大学における銃乱射事件や、ミネソタにおける橋の崩壊などをアマチュアが記録し得たのが「分散型報道」の力の好例だと言う。この種のメディアのあり方は我々ネットユーザにとっては馴染み深いものだが、専門記者が取材をし、記者やデスクが関わることで記事の正確性や客観性を担保しようとする伝統的な報道の手法からはずいぶん遠いものでもある。今後はこうした「ユーザドリブンな報道」が主流になっていくのだろうか?
Anonymous Coward曰く、
手作り電子楽器「ウダー」が日テレG+(動画、音声あり)で紹介されています。CS放送では1週間ほど前に放映されたらしいのですが、その内容がウェブからも見られるようです(おとな館 #138)。
「ウダー」とは宇田道信氏が開発した手作り電子楽器で、螺旋状に配置されたキーを押すことにより音を出すMIDIのコントローラです。ウダーのホームページには「ウダーは変わった形の新しい電子楽器です。不思議な形をしていますが、とてもシンプルな楽器です。」とあります。変わったもの好きならすでにご存知の方もおられるでしょうし、OSC などのオープンソース系のイベントで姿を見かけた人も多いでしょう。言葉ではなかなか説明が難しいので、ぜひ動画を見ていただきたいと思います。
演奏の様子も出る音もかなりアレゲ度が高いと思うのですが、/.の諸兄はこの楽器をどう思われますか?
あるAnonymous Coward 曰く、
MSKKの元会長で現在は慶応大学教授の古川享氏が、自身のブログで最近のMS IMEに怒りをぶちまけている。長尾氏(長押し)、新だ(死んだ)、ご変換(誤変換)、検証苑(腱鞘炎)、社零(謝礼)、社れ記(社歴)という具合に、古川氏のWindows VistaもしくはOffice 2007のMS IMEの変換が使い込めば込むほどお馬鹿になるということらしいのだが、これについて古川氏がMSの開発系社員に問い合わせたところ、
などと言う返事が来たとのことだ。 Cannaじゃあるまいしとか古川氏の勘違いだろと思っていたのだが、どうやら本当のことらしい。中国で日本語がらみの開発をすると姓と名の区別もつかなくなりそうだが、大丈夫なのだろうか。IME開発の主体が、中国にシフトしてしまっていて我々も手を出せない……個人的にはATOKに切り替えようと思っている
IT零細下請け曰く、
Techdirtの記事より。InternetNewsの記事によれば、多くの米企業のCIOは、最近ではソフトウェア開発などIT業務のオフショアリングに否定的であり、できるだけ身近にIT部門を置こうとする傾向があることが分かった。一時はコスト削減を目指してインドや中国等にソフトウェア開発の拠点等を移す動きが活発となり、国内技術者の仕事が奪われるとして米国でも政治問題化しそうになったが、近年では実際にオフショアした企業の多くがその判断を後悔しており、またイノベーティブな企業はあまりオフショアリングをしていないという。ただし、大企業になればなるほどオフショアに乗り出す率が高いそうだ。
オフショアリングが思ったほどうまく行かない理由としては、そもそも元から何らかの本質的問題を抱えた部門を海外に移すだけになりがちなこと、はるか遠方で言語や文化、タイムゾーンが異なる人々を管理するコストが思ったよりも大きく、非効率になりがちであることが挙げられている。
あるAnonymous Coward 曰く、
IPv4アドレス空間の枯渇が近いといわれるようになって随分経ちますが、その対策の一つとして、ARIN (American Registry for Internet Numbers) は割り当て済みアドレス空間の売買を可能にするようなポリシーの策定を検討中のようです。
記事によれば、2012年前後には未割り当てのIPv4アドレス空間が底をつくと予測されているにもかかわらず、IPv6への移行がまだまだ進んでいるとはいえない現状への懸念がUSで高まっているようで、そこで少しでもIPv4の寿命を伸ばすため、割り当てられたものの使っていないアドレス空間を返却してもらうよう企業や大学、ISPに働きかけているものの、やはり一種の既得権益であるアドレス空間を喜んで手放してくれる所は少ないことが問題になっているとのこと。もしアドレスを手放すことで対価が得られるようになれば、不要なアドレス空間の解放が進むのではないかというのが新しいポリシーの狙いのようです。記事では、ポリシー変更による効果や影響についての議論が紹介されており、特にこうした動きがIPv6の普及をさらに遅らせるのではという見方が紹介されています。
ultrageek 曰く、
本家/.でも記事に。投資の条件として、SCOウォッチャーにはおなじみの現CEO、Darl McBride氏の辞任が盛り込まれているとか。UNIX関連の著作権に関する一連の訴訟で 敗訴し、続けて Chapter 11適用を申請ということで、このまま忘れ去られるのではないかと思われていたSCO Groupだが、 ITmediaの記事によれば、投資家から1億ドルの投資を受けて再建を目指すとのこと(SCOのニュースリリース)。UNIX関連の訴訟も継続するそうである。投資するのは中東系の投資会社のようで、最高1億ドルを提供。これによりSCOは1年以内に破産保護下から脱する見通しだそうだ。
pinbou 曰く、
本家/.の記事より。米メディアエージェンシー(広告代理店)のStarcomらが最近発表した調査結果によると、ウェブユーザのわずか6%が50%ものクリックスルーを生み出していることが分かった(Starcomのプレスリリース)。こうした「生まれながらのクリック者(Natural Born Clickers)」はオンライン人口全体からすればごく少数に過ぎず、多くは年収4万ドル以下(25歳から44歳の男性が多い)で、彼らのクリックはオフラインにおける実際の購買活動にはつながっていないとのこと。すなわち、広告主が真に広告を見て欲しい人たちは、バナー広告等をあまりクリックしていないことが判明したということになる。また、広告キャンペーンにおけるクリック数は、対象商品のブランド認知度と大して相関していないことも判明した。いずれにせよ、ネット広告業界には悪い知らせと言えそうだ。
Anonymous Coward曰く、
PDF千夜一夜の記事で気がつきましたが、今年はXMLが制定されてからちょうど10周年になるそうです。1998年2月にW3CによりXML 1.0が勧告されてからもう10年も経つのですね。W3Cも記念行事を行うようですが、日本では3月5日、XMLコンソーシアム主催の記念イベントが開催されるとのことです。
AV Watchの記事やITmediaの記事、日経の記事などによれば、三菱電機が「レーザーTV」を開発し、2008年中に北米で発売すると発表した。光源に3原色のレーザーを使用したリアプロTVで、試作機は65型、厚さ約25cm。技術的には2006年2月16日にファイルウェブの記事などでも紹介されている。これは2006年10月12日のギズモードの記事で紹介された、オーストラリアのArasor社とやシリコンバレーのNovalux社(音が出るので注意)との関係もあるのだろうか(?)。レーザーを光源に使うと、液晶やプラズマに比べて「画像の美しさは2倍、コストは1/2、消費電力は1/4」と言うから楽しみな話だ。なお携帯レーザープロジェクタについては「携帯型プロジェクタが数ヶ月以内に発売?」で話題になった。
pinbou 曰く、
本家/.の記事より。悪意あるクラッカーにより設置され、問い合わせ に対し正当なIPアドレスを返さない「詐欺的DNSサーバ」 (Rogue DNS Servers)が増加しているそうだ(AP 通信の記事)。ジョージア工科大学とGoogleが共同で行った調査によ ると、インターネット上には約68,000もの詐欺的DNSサーバが存在する。 マルウェア等によりエンドユーザのコンピュータの設定が汚染されたDNS サーバを参照するように改変されてしまった場合、クラッカーはいかなる 偽サイトにもユーザを誘導することができる。実際に誘導される先はいか にもインチキくさいものからほぼ完璧なコピーサイトまで様々のようだが、 深刻な脅威であることに違いはない。アンチウイルスソフトでは手の施し ようがない場合が多いのが、この手法の普及に一役買っているようだ。
x-AC 曰く、
Vista上では、IE6がスタンドアロン版でも利用できないが、Multiple IEのページでは、Vista上でIE6を動かす作業が続いている。すでに日本語版IE7の自動配布も開始から数日が経っているが、それでもやはり、まだIE7とIE6を一つのシステム上で使用したいという人は多いのではないだろうか? 「coliss」ブログにて、その方法が3つ紹介されている。1つは「Virtual PC」を使用する方法で、残りの2つはスタンドアロン版をインストールする方法のようだ。
「Virtual PC」を利用する方法で使用する、マイクロソフトから配布されている「Internet Explorer Application Compatibility VPC Image」は使用期限は2008年4月1日までとなっているのだが、できればマイクロソフトにはもう少し先に延ばしていただきたいところである。
あるAnonymous Coward 曰く、
サン・マイクロシステムズが開発していた無線センサーネットワークデバイス「Sun SPOT」が発売されています(プレスリリース、製品情報)。また、VMなどがオープンソースとして公開されています。
以前紹介したときはUSオンリーでしたが、日本でも入手可能になりました。ただし、国内は教育機関向けとなっており、現状は誰でも入手できるわけではなさそうです。購入するにしてもこのディスカウント価格以上では自分は手がでない訳ですが。
ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ