ランニングシューズってどれくらい重要? 68
アベベ最強のお知らせ 部門より
ある Anonymous Coward 曰く、
東京マラソンなどのおかげか最近はランニングが流行っているそうで、雑誌などでもランニング特集が多く組まれている。ランニングに関する著書のある Christopher McDougall 氏によると、最新のランニングシューズを履いている人のほうが安い靴を履いて走っている人よりも負傷する確率が高いそうだ (本家 /. 記事、Mail Online の記事より) 。
スイスのベルンで毎年開かれているベルングランプリの走者 4,358 人を対象に調査したところ、95 ドル以上するシューズを履いているランナーは 40 ドル以下のものをはいているランナーより 2 倍以上の負傷率だったとのこと。毎週走る距離や速度、過去の怪我や体重などその他のファクターと負傷率の関連はみられなかったそうだ。また、クッションなどで柔らかくされた靴底だと、人間は固い地表を探して必要以上に強く踏み込んでしまうというデータもあり、クッション性がランナーの身体にとって必ずしも良いとも言えないとの事。
スタンフォード大学の陸上チームのコーチは、裸足でトレーニングさせた方が選手は記録を出すことができ、且つ怪我も少ないと感じているという。メーカーから最新のシューズのサンプルが送られてくるが、それらは使わずに裸足でのトレーニングを行っているそうだ。靴を履いた場合には足の稼動域が狭まるのと、裸足で走ることによる筋力強化が関係していると思われるとのこと。
しかし裸足でのランニングは靴を履いた時と足の使い方が異なる上、裸足で育ってきていない我々の足の裏にはすぐには耐えられないそうなので、ご注意を。